球史に残るクローザー
デニス・サファテは、2011年に米大リーグ・オリオールズから広島に入団。西武を経て、14年にソフトバンクへ移籍した。その後は絶対的守護神としての地位を確立し、3度のセーブ王を獲得。17年にはプロ野球新記録となるシーズン54セーブを記録し、パ・リーグMVPに輝いた。
しかし、翌年に右股関節の手術を受けてからは公式戦復帰を果たせず。常勝軍団を支えた「キング・オブ・クローザー」が、21年シーズン限りでユニホームを脱ぐ決断をした。
ソフトバンクに加入してからは驚異的なペースでセーブを積み上げたサファテ。2017年には歴代の外国人投手では史上初となる通算200セーブを達成した。自慢の剛速球を武器に数々の記録を打ち立て、球史に残るクローザーとなった。