西川「また野球をできることに非常に喜びを感じています」
日本ハムからノンテンダーFA(自由契約)となり、今月22日に楽天が獲得を発表した西川遥輝外野手(29)が25日、オンラインで入団会見を行った。
緊張した面持ちで会見に臨んだ西川は「また野球をできることに非常に喜びを感じています。本当に不安でしたし、もしかしたら野球ができないんじゃないかと、ちょっとネガティブな考えになったりもしていた。決まった時は本当にホッとしました」と入団が決まるまでの心境を吐露した。
新チームでの背番号は「6」に決まった。「なかなか(契約が)決まらない中で、こういった素晴らしい番号をいただけたことは非常にうれしく思います」とコメント。今季まで「6」を付けていた藤田一也(DeNAへ移籍)には、番号が決まった際に連絡し、「大変光栄です」と伝えたという。
西川は今季、130試合に出場して打率.233、3本塁打、35打点。24盗塁で4度目の盗塁王を獲得したものの、開幕から打撃不振に陥り、スタメンから外れることもあるなど苦しいシーズンを送った。
来季は心機一転、新チームでのスタートとなる。「全ての部門でキャリアハイを目指して、石井監督を胴上げできたらなと思います」と復活を誓った。
【関連記事】
・パ・リーグの明暗を分けた「2番打者」 比較してみえてきたその重要性
・楽天の大砲候補・安田悠馬は背番号55「エンジゴジラと呼ばれたい」
・ポスティング希望の西川遥輝、課題は長打力も俊足と選球眼はメジャー級