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楽天の大砲候補・安田悠馬は背番号55「エンジゴジラと呼ばれたい」

2021 12/4 18:06SPAIA編集部
楽天ドラフト2位の安田悠馬,ⒸRakuten Eagles
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ⒸRakuten Eagles

楽天生命パーク宮城で新入団選手発表会見

楽天の新入団選手発表会見が4日、楽天生命パーク宮城で開かれ、育成3人を含むドラフト指名された10人が意気込みを語った。

楽天2022年新入団選手


2位の愛知大・安田悠馬捕手(21)は背番号「55」に決定。かつて松井秀喜氏が背負って以来、現在もヤクルト・村上宗隆やオリックス・T-岡田、広島・松山竜平らがつけるスラッガーの「代名詞」とも言える番号だ。身長185センチ、体重105キロの恵まれた体格で、大学通算32本塁打をマークした安田への球団の期待の表れだろう。

須磨翔風高時代の青いピンストライプのユニホームにちなんで「青ゴジラ」と呼ばれていた安田は「素晴らしい番号ですので嬉しく思います。これからはエンジゴジラと呼ばれたい」と楽天のチームカラーに引っかけて意欲をみなぎらせた。

今季のチーム本塁打はリーグ5位の108本。ともに31歳の島内宏明が21本、浅村栄斗が18本を放ったが、次代を担う長距離砲の育成は急務。1位で高校通算56本塁打の昌平高・吉野創士外野手(18)、3位で高校通算31本塁打の三島南高・前田銀治外野手(18)を指名したことからも球団の狙いは明らかだ。

安田は緊張のためか「感謝を忘れずに感謝していきたい」と話して苦笑いする場面もあったが、「ホームラン王を獲りたい」と言い切るあたり、大物感は十分。今年のドラフト上位3人の中でも唯一の大学生だけに、早期の一軍デビューが期待される。

奄美大島出身の泰は「早く雪が見たい」

この日は楽天生命パーク宮城で「ファン感謝祭2021」が開かれており、新人10人はファンに挨拶。吉野が「温かい方がたくさんいらっしゃるなと感じた」と話すなど、歓迎ムードに包まれた。

4位指名の神村学園高・泰勝利投手(18)は奄美大島出身。「大きい球場を見慣れてなくて人がいっぱいいて、島の人口より多いと思うんでびっくりしました」と驚いた様子。故郷を離れて仙台で生活を送ることにも「不安より楽しみの方がある。早く雪が見たい」と南国育ちらしいコメントでプロ生活に思いを馳せていた。

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