出場試合数はNPB歴代2位の記録
鳥谷敬はプロ1年目のシーズン終盤からレギュラーとして活躍し、翌年はリーグ優勝を経験。2010年に遊撃手としてはNPB初となるシーズン100打点を記録すると、17年には通算2000安打を達成するなど、攻守にわたりチームをけん引し続けた。
しかし18年は打撃不振に陥り、ルーキーイヤーから続いていた連続試合出場がストップ。1939試合は衣笠祥雄氏に次ぐNPB歴代2位の記録だった。ロッテ加入後も代打を中心に献身的な働きを見せたものの、成績低下を理由に21年限りでの引退を決断した。
ボールゾーンの見極めにたけており、規定打席に到達した13シーズンのうち6シーズンで両リーグトップに君臨。その卓越した選球眼で2013年に阪神の球団記録となる年間104個の四球を選ぶと、17年にはNPB史上15人目の通算1000四球を達成した。