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ロッテ鳥谷敬が引退、18年間の現役生活に「苦しい時もいい時もあった」

2021 10/31 19:23SPAIA編集部
鳥谷敬,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

通算2099安打、1055四球、1004得点

ロッテは鳥谷敬内野手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。31日に本人から球団に引退の申し入れがあったという。

鳥谷は聖望学園高から早稲田大を経て2003年ドラフト自由獲得枠で阪神入団。俊足強打のショートとして2005年の優勝に貢献するなど、阪神を代表する生え抜きスター選手として活躍した。

2020年からロッテに移籍したが、今季は32試合出場で53打数9安打、打率.170にとどまっていた。

通算成績は2243試合出場で2099安打、138本塁打、830打点、131盗塁、1055四球、1004得点。松坂大輔に続き、また一人レジェンドがユニフォームを脱ぐことになった。コメントは以下の通り。

「阪神で16年、ロッテで2年。色々な人と出会い、色々な人に支えていただき、ここまで現役をすることができました。今は感謝の気持ちで一杯です。

今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることができず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一を目指している時期に個人的な事を発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます。

この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることができて、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」

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