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DeNAが大田泰示獲得、高校時代の思い出詰まったハマスタへ凱旋

2021 12/14 11:49SPAIA編集部
DeNA入りが決まった大田泰示,横浜DeNAベイスターズ提供
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横浜DeNAベイスターズ提供

プロ通算75本塁打、超強力打線完成へ

DeNAは日本ハムを自由契約になっていた大田泰示外野手(31)と契約合意したと発表した。背番号は未定。

大田は広島県出身で、東海大相模高時代に通算65本塁打をマークし、2008年ドラフト1位で巨人に入団。松井秀喜のつけていた背番号55を継承するなど長距離砲として期待は大きかったが、8シーズンで計24本塁打と伸び悩み、2016年オフに吉川光夫、石川慎吾との交換トレードで公文克彦とともに日本ハムに移籍した。

すると、2017年にいきなり21本塁打を放ってブレイク。2019年には28本塁打を放つなど3年連続20発をマークし、長距離砲としての地位を築いた。しかし、今季は76試合出場で3本塁打にとどまり、日本ハムを自由契約となっていた。

プロ通算770試合出場で打率.261、75本塁打、310打点。DeNAは今季最下位だったが、チーム打率.258、チーム総得点559はともにリーグ2位と打線は強力だ。

桑原将志、佐野恵太、牧秀悟、宮﨑敏郎と3割打者がズラリと並び、タイラー・オースティンも残留濃厚、2018、19年本塁打王のネフタリ・ソトもいる。高校時代の思い出が詰まったハマスタで大田が大暴れすれば、DeNA打線は他球団の脅威となりそうだ。

DeNA入りが決まった大田泰示

横浜DeNAベイスターズ提供

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