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オリックス6位のMAX153キロ右腕・横山楓がクローザーに名乗り

2021 12/10 16:15SPAIA編集部
オリックスと仮契約したセガサミーの横山楓,オリックス・バファローズ提供
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オリックス・バファローズ提供

都市対抗でセガサミーの4強入りに貢献

オリックスがドラフト6位指名したセガサミー・横山楓投手(23)と大阪市内で入団交渉を行い、仮契約を結んだ。

横山は身長181センチ、体重91kgの本格派右腕。宮崎学園高から国学院大に進み、4年春のリーグ戦で奪三振率10.36をマークするなど通算6勝を挙げた。セガサミーでは最速153キロのストレートと落差の大きいフォークを武器に今年の日本選手権1回戦で5者連続三振を奪うなど8強入りし、終わったばかりの都市対抗でも4強入りに貢献している。

色紙に「リリーフエース」としたためた右腕は「仮契約を終えて改めて次のステージに踏み出せたという気持ちです。社会人卒ということでルーキーの中では若くないので、少しでも早く戦力になりたいと思っています」とプロ生活が待ちきれない様子。

「オリックスは自分の出身地でもある宮崎でキャンプをしていますし、とても身近な球団という印象を持っています。若い選手も多く、その中に入って自分も活躍していきたいです。リリーフとして期待されていると思いますので、年間を通してしっかりと投げられるように頑張っていきます!」と意気込みを表明した。

今季は37歳のベテラン平野佳寿がクローザーを務めたが、その後継者となれるか。6位指名とはいえ、大卒社会人出身だけに1年目から期待は小さくない。

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