大型ショート「肩は負けない」
オリックスがドラフト2巡目指名した関西大・野口智哉内野手(22)と18日、仮契約を結んだ。
野口は身長181センチ、体重83キロの大型ショート。左打ちの強打者で、遠投120メートルの強肩と50メートル6秒0の俊足の持ち主でもある。鳴門渦潮高時代は2017年夏の甲子園に出場し、関大では4年秋に打率.361、2本塁打、7打点をマークしてMVPに輝いた。
オリックスでは今季、19歳の紅林弘太郎がショートのレギュラーとして定着。高卒2年目で10本塁打を放ってブレイクしただけに、野口の加入によってポジション争いの激化は必至だ。
野口は「仮契約を終えて、改めて“プロの世界に入るんだ”という実感が湧きました。これからは勝負の世界なので、やるしかないぞという気持ちです。自分のアピールポイントは肩の強さだと思いますので、まずは肩は負けないというのを見せていきたいです。一年目の目標は開幕一軍に入ることです。そこへ向けてやるべきことはたくさんあると思いますが、将来的にも打って、走って、守れるショートというのを目指して頑張っていきたいと思います」と力強く語った。
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