抜群の強肩と正確なスローイング
亀井善行はプロ4年目の2008年に96試合に出場し、チームのリーグ優勝に貢献。クライマックスシリーズでも14打数7安打の活躍を見せた。
09年の第2回WBCでは、守備力を買われて侍ジャパン入りを果たし、世界一に輝く。その年のペナントレースで自身初めての規定打席に到達すると、打率.290、25本塁打とキャリア最高のシーズンを送った。
その後は度重なる故障と闘いながらヒットを重ね、20年に通算1000安打を達成。今季は開幕戦で代打サヨナラ本塁打を放つ活躍を見せるも、10月に21年限りでの現役引退を表明した。
外野手にとって1番の見せ場ともいえる“レーザービーム”。抜群の強肩と正確なスローイングで、チームのピンチを幾度も救ってきた。来季からは巨人の外野守備兼走塁コーチに就任。今後は指導者として後進の育成に励む。