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楽天ドラフト2位・安田悠馬50本塁打&関西弁変えま宣言!

2021 10/14 17:00SPAIA編集部
愛知大の安田悠馬捕手,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

愛知大学でスカウト指名挨拶

プロ野球ドラフト会議で楽天から2位指名を受けた愛知大・安田悠馬捕手が14日、名古屋市の愛知大学車道キャンパスで後関昌彦スカウト部部長と山田潤スカウトの指名挨拶を受けた。

安田は兵庫県出身で須磨翔風高から愛知大に進み、大学通算32本塁打をマークした右投げ左打ちのスラッガー。身長185cm、体重104kgの恵まれた体格でパワーはもちろん、広角に本塁打を打てる技術を併せ持つ。

楽天は今季途中に巨人からベテラン炭谷銀仁朗を獲得したこともあり、捕手の優先順位は高くなかったが、その方針を覆すほどのパワーと成長性から2位指名に至ったという。

山田スカウトは「見るたびに肉体的にどんどん大きくなって筋量が増えたなと感じさせた。それが飛距離につながっていて日頃の努力が見えた。ブルペンで150キロ出したと聞いたが、打撃以外では強肩が魅力。捕手だけでなく、ファーストや外野でも活かせると評価している」とコンバートも視野に入れていることを明かした。

コンバート視野も「まずは捕手で」

オンライン会見に出席した安田は「評価していただいて嬉しいです。いろんな人から祝福のメッセージが300件くらい来ました」と笑顔。「まずはキャッチャーでやるのが希望。4番キャッチャーとしてホームラン50本打ちたいです」と力強く言い切った。

山田スカウトは「初めて見た時はゴジラだという印象を受けた。松井秀喜さんのような愛されるバッターになってほしい」とエールを送ったが、本人も松井秀喜の重心を後ろ足に残すフォームを参考にしているという。「松井秀喜さんのようになりたい」と目標に掲げた。

コロナ渦で練習もままならなかった昨年からジムに通い始め、体重は20キロ近く増えた。ベンチプレスは150キロ。屈託のない笑顔の裏には努力家の顔もある。

これまで仙台とは縁がなかったが、「牛タンを食べたことがないので食べたいです。仙台の友人から関西弁は人気者になると言われたんで貫き通します」と茶目っ気も見せた。山田スカウトが言う「愛される」キャラクターという点ではすでに合格。あとは杜の都に夢のアーチをかけるだけだ。

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