補強第1弾は待望の先発左腕
西武は22日、ディートリック・エンス投手(30)の入団が決定したことを発表した。背番号は75。
エンスは185cm、97kgの大型左腕で、150キロ前後のフォーシームとカットボールが武器。今季はタンパベイ・レイズに所属し、9試合(22.1回)に登板して、2勝0敗2セーブ、防御率2.82で、K%が28.4%と高い奪三振能力を示していた。
入団決定にあたり渡辺久信GMは「球も強くストライクゾーンで勝負できるので、左の先発投手としてローテーション入りを期待しています。人間的にも優れていて、日本で成功してやるんだ、という強い意気込みを感じました」とコメント。
入団に合意したエンスは、球団を通じて「埼玉西武ライオンズでプレーする機会を得られて光栄です。監督、コーチ、チームメイト、スタッフの皆さんと最高のシーズンが過ごせることを楽しみにしています。日本は素晴らしい場所だとたくさんの人からうかがっていますので、妻とともに日本に行くことが待ち遠しいです!」とコメント。新天地でのプレーを心待ちにした。
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