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【西武】9月後半-10月ベストプレー賞投票開始、初セーブの田村伊知郎らノミネート

初セーブを挙げた田村伊知郎,西武ライオンズ提供
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西武ライオンズ提供

隅田知一郎を引き当てた飯田本部長は対象外!?

西武は11月4日から「メットライフ生命9月後半-10月ベストプレー賞」の投票を開始した。8-9月前半は、投手部門は今井達也、野手部門は源田壮亮が見事受賞。それぞれ賞金25万円を手にすることとなったが、今回は誰にメットライフ生命月間ベストプレー賞の女神はほほ笑むのだろうか?

ファンを沸かせたプレー(?)と言えば、10月11日に行われた2021ドラフト会議。飯田光男球団本部長が見事、4球団競合の末に隅田知一郎投手(西日本工業大学)の交渉権を引き当てたシーンも想い起される。

これにはファンからも「メットライフ生命ベストプレー賞は飯田本部長で決まり」という声も挙がったが、残念ながら「メットライフドームでの選手による好プレーが対象」のため、ノミネートとはならず。しかしながら今回選出された6つのプレーはどれも印象的だ。

前月に受賞した今井が「個人的には」と前置きしたうえで推すのが、10月20日に田村伊知郎が挙げた初セーブ。「あの試合は増田さんも平良も不在で、普段からビハインドの場面でもチームのために頑張ってくれていた伊知郎さんが、大事なセーブシチュエーションで登板して、しっかり抑えてくれました」と振り返った。

歳は今井の4つ上だが、2人は2016年ドラフトの同期。「先日の初勝利もそうでしたが、初セーブを挙げたこの試合も、まるで自分のことのようにうれしかったです」と我が事のように喜んだ。

その他にノミネートした10月7日の松本航のプロ入り初完封、そして10月9日にピンチで登板した武隈祥太の見事な火消しが、田村初セーブの対抗馬となる。

野手部門は柘植世那のサヨナラ打

同じく前月、野手部門で受賞した源田は、ノミネートされた3つのプレー(野手部門)を見ながら、「(森)友哉のダイビングキャッチも、(山田)遥楓のバスター(勝ち越し2点二塁打)も、試合の中で大きなプレーでしたし、強く印象に残っています」とコメント。

「その中でも僕が選ぶんだったら、今シーズン初のサヨナラ勝利を決めた柘植の一打ですね!」と二死からの劇打を推薦した。ノミネートプレーは以下の通り。

【投手部門】
●ライオンズ・松本航 自身最多の8勝目はプロ初の完封勝利!!
2021年10月7日 対 福岡ソフトバンクホークス

●完璧な火消し!! ライオンズ・武隈祥太 ノーアウト満塁を無失点に抑える!!
2021年10月9日 対 東北楽天ゴールデンイーグルス

●プロ初セーブ!! ライオンズ・田村伊知郎 最終回を3者凡退に締める!!
2021年10月20日 対 北海道日本ハムファイターズ

【野手部門】
●ライオンズ・柘植世那が決めた「チームは今季初のサヨナラ勝利」
2021年9月23日 対 東北楽天ゴールデンイーグルス

●バスター成功!! ライオンズ・山田遥楓の勝ち越しタイムリー2ベースヒット!!
2021年10月8日 対 福岡ソフトバンクホークス

●ライオンズ・森友哉 ダイビングキャッチでピンチの芽を摘み取った!!
2021年10月10日 対 東北楽天ゴールデンイーグルス

今季最後のメットライフ生命月間ベストプレー賞。賞金25万円の行方はファンの一票で決まる。本日からメットライフ生命のホームページ(https://www.metlife.co.jp/brand/campaign/)で投票可能だ。

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