今井は9月11日のオリックス戦で完封勝利
西武は4日、ファンがその月で“最も輝いたプレー”を選ぶ8-9月前半の「メットライフ生命月間ベストプレー賞」に、今井達也が9月11日の対オリックス・バファローズで見せた完封勝利と源田壮亮が9月7日の対福岡ソフトバンクで放った逆転適時打が選ばれたと発表した。
今季、自身初の規定投球回数に達し、2桁勝利までは届かなかったものの充実のシーズンを過ごした今井は、2カ月連続の受賞に大喜び。「完封することができたあの日、実は試合が終わった瞬間、もしかしたらメットライフ生命ベストプレー賞、ワンチャンあるんじゃないか、って思っていたんですよ!!」と吉報を聞いて白い歯を見せた。
メットライフ生命“年間”ベストプレー賞は2019、20年と中村剛也が選ばれたが、投手部門としては現状、メットライフ生命に最も縁がある男と言っていいかもしれない。「本当にうれしいです!2回連続で受賞できたのはたまたまだと思います。タイミングが良かったですね。2回続けて投票してくださった方々に感謝したいです」と喜びの言葉を並べた。
源田は9月7日のソフトバンク戦で逆転タイムリー
投げる受賞者よりもさらに(?)喜びを爆発させたのが、打の受賞者・源田壮亮だった。
9月7日はプロ入り通算2000安打を達成した栗山巧のメットライフドーム“凱旋試合”ということもあり負けられない一戦だった。ビハインドの展開だったが、8回に逆転の適時打を放つなど自らの殊勲打もあって、この日2安打の栗山をお立ち台に上げることに成功した。
西武ライオンズ提供
受賞を聞いた源田は開口一番、「うれしいです!」と頬を緩ませ、「他の選手が受賞しているのを見てきて、うらやましく、いつかは自分もいただけたらいいな、と思っていました」と本音をのぞかせた。
最後は「投票してくださった方々には、心からありがとうございます、とお伝えしたいです」と感謝の言葉で締めた源田だが、「今回は逆転タイムリーの場面を選出していただきましたが、ああいう一打をもっと打てるよう、今後も頑張っていきます」と来季以降もしびれる場面での一打を誓った。
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