ファンが選ぶ月間ベストプレー賞を発表
ファンがその月で“最も輝いたプレー”を選ぶ「メットライフ生命月間ベストプレー賞」。
本日10日、野手部門では4月28日の対ロッテ戦で栗山巧が放った勝ち越しの今季1号ソロ、投手部門では4月27日の同じく対ロッテ戦で平良海馬が見せた、変化球もキレキレのパワフル投球が見事選ばれた。
昨年までは投手部門、野手部門をひっくるめての投票だったが、今年からはそれぞれ1人ずつが選ばれる形となり、埼玉西武ライオンズを支えるベテランと若手が受賞した格好だ。
両プレーともチームを勝利に導く、大きなプレーだったことには間違いないが、2019、2020年と2年連続で「メットライフ生命presents ライオンズ年間ベストプレー賞」に輝いた同賞の申し子、中村剛也の“強力なアシスト”があったことも忘れてはならない。
中村は各プレーがノミネートされる際、野手編は「クリ(栗山選手)でしょう」とお墨付きを与え、投手編は「サードから見ていましたが、変化球もエグいキレをしていました」と平良の投球を絶賛していた。
吉報を聞いた栗山は「うれしいですね!あのホームランは今季の第1号でしたし、チームに勝利をもたらすことができた一発だったので、メットライフ生命3‐4月ベストプレー賞はいただけるんじゃないか、と思っていました」と笑顔。昨年に続く2年連続での受賞となったが「今回は、おかわり(中村)もナイスアシストですね」とおどけた。
そして平良も笑顔。「うれしいですね。変化球で選んでいただいた、というのも喜びが増します。ありがとうございます」と“剛球”以外にもスポットが当たったことを喜んだ。「来月もこの賞を受賞できるように頑張っていきます」と笑顔を見せた平良だが、剛腕がバリエーション豊富な抑え方を披露すれば、その可能性は大いにある。
(写真は西武ライオンズ提供)
【関連記事】
・西武・中村剛也の激推しは“巧みな一発”と剛腕の“パワフル変化球” 3‐4月月間ベストプレー賞ノミネート
・松坂大輔、斎藤佑樹、清宮幸太郎…今季一軍出場がないパ・リーグの選手たち
・西武・赤上優人「ここぞという時に狙ったところに強い球を」豪腕リリーバーが語る現在地 2021若獅子インタビューvol.7