フォトフェイスタオルやポストカードセットなど
西武は7月7日に今季限りの引退を表明した松坂大輔の功績を称えて「松坂大輔投手メモリアルグッズ」を10月18日から「ライオンズ・チームストア・フラッグス」や「ライオンズストア・オンライン」(https://store.seibulions.jp/)で販売するほか、一部受注販売商品の受付を開始すると発表した。
19日に引退会見を行い、同日の日本ハム戦(メットライフドーム)に先発登板すると報じられている日米通算170勝右腕。マウンドに立てば2020年に古巣・西武に復帰後では初めての一軍登板となるが、球団にしてみれば営業面での効果も期待しての獲得。松坂にとっては戦力的には貢献できなかったものの、営業面で「最後の恩返し」と言えるだろう。
今回販売するグッズのひとつは、税込2100円の「フォトフェイスタオル」。松坂の代名詞でもある“平成の怪物”というメッセージの下に、初登板でいきなり155キロをマークした1999年から2005年までの各年の投球写真を1枚ずつ並べて、ダイナミックな投球フォームを再現している。
「ポストカードセット」(税込800 円)は担当者が苦慮しながら厳選した10枚の写真を用いている。
受注販売するTシャツは、入団してから2003年まで着用していたユニフォーム、メジャーリーグに移籍するまでの2004 年から2006年まで着用していたユニフォーム、そして2020年に西武に復帰してから着用していたユニフォームの3種類のデザインを用意した。
ほかにも、フォトパネルや歴代の写真をプリントしたボールなども受注販売される。大記録を達成した場合などに記念グッズが作られることは多いが、引退を記念してこれだけのグッズが製作されるのも珍しい。松坂大輔は最後まで一流選手だった。
※グッズの写真は西武ライオンズ提供
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