3・4月MVPの髙橋優貴が5月初勝利目指す
交流戦初戦を17安打9得点で快勝し、幸先の良いスタートを切った巨人。今日25日は髙橋優貴が先発する。
開幕5連勝と好調な滑り出しをみせた髙橋だが、前回登板(19日の広島戦)では5.1回5安打5四球5失点で初黒星を喫した。開幕から6試合連続QS(6回以上自責点3以下)を記録するも、ここ2試合は6回途中で降板と少し調子を落とし気味だ。
今季の成績を見ると、防御率こそリーグ4位の2.55だが、奪三振率5.43、与四球率4.42と三振は少なく、四球が多い投球内容となっている。走者を許しつつも要所を締めるピッチングで、3-4月は好成績を残してきたが、5月は未勝利。
チームで唯一開幕からローテーションを守り続けているだけに、持ち味である粘りの投球で約1か月ぶりの勝利を手にしたい。
鷲のエースが4年ぶり巨人戦先発
対する楽天の先発は則本昂大。昨季は5勝に終わった鷲のエースだが、今季は8試合に先発し、4勝1敗、防御率2.56の好成績。ソフトバンク戦以外の6試合でQSを達成するなど、安定感抜群の投球を続けている。
交流戦での登板は3年ぶり。巨人戦は2017年6月1日以来となる。その時は8回129球6安打12奪三振2失点で勝ち投手となった。ただ、当時とは巨人打線も大きく顔触れが変わっており、あくまで参考程度だろう。元同僚で昨日決勝点となる3点本塁打を放ったウィーラーには気を付けたい。
エースとして前日の大敗を払拭するような投球が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
ヤクルト・田口麗斗-日本ハム・加藤貴之(神宮)
DeNA・大貫晋一-オリックス・宮城大弥(横浜スタジアム)
中日・小笠原慎之介-ソフトバンク・東浜巨(バンテリンドームナゴヤ)
阪神・秋山拓巳-ロッテ・岩下大輝(甲子園)
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