戸郷翔征は楽天戦初登板
25日から始まるセ・パ交流戦。東京ドームで楽天と戦う巨人は戸郷翔征が先陣を切る。
今季は7試合に登板して3勝2敗、防御率3.54。4月25日に抹消されたが5月11日に再登録され、先発ローテーションの一角を担っている。全体の52.1%を占めるストレートは平均147.7キロ。さらに、133.3キロのフォークと136.3キロのスライダーの3球種で95%以上を占めている。
楽天とはプロ初対戦。今季はチーム打率.235でリーグ5位だが、浅村栄斗を筆頭に強打者が並ぶ楽天打線はやはり脅威だろう。コーナーに投げ分けないと、1球の失投が大ケガにつながりかねない。
前回18日の広島戦から中6日。今村信貴が登録抹消され、菅野智之も離脱中だけに3年目右腕の力投が期待される。
4月6日以来白星から遠ざかる岸孝之
一方、楽天の先発は岸孝之。今季は8試合に登板して2勝3敗、防御率4.08ともうひとつ波に乗り切れていない。4月6日の西武戦で2勝目を挙げて以来、白星から遠ざかっている。
巨人戦は2018年6月7日(東京ドーム)以来。この時は8回6安打10奪三振4失点で勝ち投手になっている。とはいえ、12本塁打の岡本和真をはじめ、チーム本塁打は12球団トップの56本を誇る強力打線だけに警戒が必要だ。
5月18日の日本ハム戦から中6日。パ・リーグ首位のソフトバンク追撃には交流戦は大きなカギを握るだけに、初戦は必勝態勢で臨みたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
ヤクルト・金久保優斗-日本ハム・上沢直之(神宮)
DeNA・ピープルズ-オリックス・山岡泰輔(横浜スタジアム)
中日・柳裕也-ソフトバンク・武田翔太(バンテリンドームナゴヤ)
阪神・西勇輝-ロッテ・二木康太(甲子園)
広島・大瀬良大地-西武・ダーモディ(マツダスタジアム)
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