上間永遠がプロ2度目の先発マウンドへ
20日オリックス戦の予告先発投手が発表され、西武は2年目の上間永遠がプロ初勝利を目指して、今季2度目のマウンドに上がる。
プロ初先発となった8日の楽天戦では、5回まで茂木栄五郎の本塁打による1失点のみと好投。続く6回、先頭の辰己涼介に本塁打を浴びるなど楽天打線につかまり、結局83球を投げ、6回途中4失点で降板した。
「前回は初めての登板だったので、力が入りすぎたところがありました。短いイニングでもいいので最初から飛ばそうと思って投げていました」
中11日空けての先発となるが、調整は順調のようで、昨日はブルペンに入り60球を投じた。「変化球は変わらずいい形なので、変化球を打者に見せて真っすぐを生かしたいです」と前回の反省を生かして、明日の登板に臨む。
初対戦となるオリックス打線については、「一番重要なのが対吉田(正尚)選手だと思っています。しっかり抑えなくてはならないと思いますし、吉田選手の前にランナーをためないように、また一発を打たれないように気を付けたいです」と昨季の首位打者を警戒する。
京セラドーム大阪のマウンドに上がるのは初めてとなるが、2年目右腕は「今回はしっかり長いイニングを投げて、自分の投球ができるようにやっていきたい」と意気込む。
昨年5勝7敗と負け越した敵地での3連戦。チームは独立リーグ出身の若獅子にその先陣を託す。
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