竣工式に50人出席、16日のオープン戦から座席稼働
西武が2017年12月から進めていた本拠地・メットライフドームエリアの改修工事が完了し、8日に竣工式が行われた。後藤高志オーナーや居郷肇社長、辻󠄀発彦監督ら約50人が出席。16日の広島とのオープン戦から座席の稼働が始まり、シーズン開幕の26日には全ての施設がオープンする。
改修計画は「ボールパーク化」と「チームと育成の強化」の2つを軸に進められた。自然豊かな周辺環境と半ドームという特性を活かすことで四季折々の風情が楽しめるボールパークを目指し、大型フードエリアやこども広場などを整備。室内練習場や若獅子寮、CAR3219フィールド(西武第二球場)など選手の育成環境に関する施設も刷新された。
1979年の開場当初からの名物だった外野芝生席も座席化。2010年から15年まで西武でプレーした米野智人氏がオーナーを務める、ヴィーガン料理を中心とした「BACKYARD BUTCHERS」が出店するなど、ファンに新たな楽しみを提供するボールパークとなりそうだ。
ケツメイシとタイアップ
辻監督は「グランドオープンを迎える年に、監督として指揮をとれることを大変うれしく思っております。メットライフドームの新たな歴史の幕開けとなるこの2021シーズン、日本一という大きな目標に向かって戦ってまいります」とコメント。記念すべきシーズンをペナント奪回で飾るべく、意気込みを新たにした。
また、西武のオフィシャルサイト内「ENJOY!ALL! メットライフドームエリア グランドオープン特設サイト(https://grandopen.seibulions.jp/)」にて、ラップグループ「ケツメイシ」とタイアップしたスペシャルムービーを公開。グランドオープンを記念して特別に書き下ろしたケツメイシの新曲「イェイ イェイ イェイ」に乗せて、生まれ変わったメットライフドームエリアの施設を紹介している。
西武ライオンズ提供
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