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田中将大の復帰で注目度高まる斎藤佑樹ら「ハンカチ世代」の現役投手一覧

2021 2/6 06:00SPAIA編集部
日本ハムの斎藤佑樹Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

田中将大に水をあけられた斎藤佑樹

田中将大が楽天に復帰したことで高校時代に歴史的名勝負を繰り広げた日本ハム・斎藤佑樹との投げ合いを期待する声が高まっている。

早稲田実のエースとして2006年夏の甲子園決勝で延長15回引き分け再試合の末、全国制覇を果たした斎藤だが、早稲田大を経てプロ入りしてからはライバル・田中に大きく水をあけられた。日米通算177勝の田中に対し、斎藤は通算15勝26敗。最後の白星は2017年で、今季はまさしく選手生命をかけた1年となる。

高校時代に春夏連覇した松坂大輔(現西武)の同期生が「松坂世代」と呼ばれるのと同様、斎藤の同期生は「ハンカチ世代」と呼ばれる。現在、世代の先頭を走っているのは田中のため「マー君世代」とも呼ばれるが、高校時代に大フィーバーとなったタオルハンカチで汗を拭う斎藤のさわやかな印象は強く残っており、「ハンカチ世代」の方が一般的だ。

前田健太は日米通算150勝、吉川光夫は55勝

1988年4月2日から元号が「平成」になった1989年4月1日までに生まれた「ハンカチ世代」は多くが今年で33歳。現役のプロ野球選手は投手16人、野手13人の計29人いる。今回は投手を見ていこう。

「ハンカチ世代」の現役投手


田中に次いで勝ち星の多いのが現ツインズの前田健太。ドジャースからツインズに移籍した昨季に6勝を挙げ、ちょうど日米通算150勝とした。PL学園高時代は1年夏と3年春に甲子園出場し、第78回センバツではベスト4に進出している。

今季から西武に移籍した吉川光夫もハンカチ世代だ。広陵高時代は甲子園出場はなかったが、日本ハム時代の2012年に最優秀防御率に輝くなど通算55勝を挙げている。

高校時代の実績では吉川よりロッテ・大嶺祐太の方が上だ。沖縄・石垣島の八重山商工から2006年に春夏連続で甲子園出場。春は2回戦、夏は3回戦で敗れた。ロッテにドラフト1位で入団後は通算28勝を挙げている。

甲子園決勝で田中と対戦した大野雄大

大卒組で最も実績を残しているのは中日の大野雄大だろう。京都外大西高時代は2年夏の甲子園決勝で田中将大擁する駒大苫小牧高と対戦し、登板機会がないまま敗れて準優勝に終わった。3年春も甲子園出場したが初戦で東海大相模高に敗れている。

佛教大を経てプロ入り後は通算69勝。昨季は最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得する大活躍だった。

ロッテからFA宣言してメジャーを目指している澤村拓一は佐野日大高時代は甲子園出場なし。中央大を経て巨人入りすると2011年に11勝を挙げて新人王に輝いた。ここまで通算48勝52敗75セーブ64ホールドの成績を残している。

楽天で先発左腕として活躍中の塩見貴洋は愛媛の帝京五高時代は甲子園出場なし。八戸大を経てプロ入り後は通算46勝をマークしている。同じく楽天の福山博之はプロ通算17勝13敗9セーブ98ホールド。島根の大東高時代は甲子園に縁がなかった。

ロッテの中継ぎ右腕・南昌輝は通算11勝8敗36ホールド。県和歌山商時代は甲子園には出場していない。島根の立正大淞南高から富士大を経て広島入りした中村恭平は通算2勝11敗の成績だ。

増田達至と石山泰稚の両クローザーも

社会人出身投手は5人。2012年ドラフト1位でNTT西日本から西武入りした増田達至は通算25勝26敗136セーブ86ホールドをマークしている。兵庫の柳学園高時代は甲子園に出場していない。

ヤクルトのクローザー・石山泰稚は通算23勝28敗75セーブ64ホールド。昨季、国内FA権を取得したが宣言せずに残留した。金足農時代は甲子園に届かなかった。

FA宣言したもののロッテに残留した左腕・松永昂大は通算16勝15敗1セーブ135ホールド。高松商時代は甲子園出場なし。同じくロッテの石川歩は富山の滑川高時代は甲子園に出場できず、中部大、東京ガスを経てプロ入り後は通算63勝を挙げている。

2018年オフにヤクルトから日本ハムにトレード移籍した秋吉亮は、通算20勝24敗71セーブ78ホールド。東京都立足立新田高時代は甲子園に出ていないが、2年時の秋季大会で早稲田実・斎藤佑樹と投げ合って敗れている。

当然ながら、年齢的にどの選手も下り坂に差し掛かっている。プロ野球界で1人でも多く、1年でも長い「ハンカチ世代」の活躍が期待される。

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