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斎藤佑樹が現役続行、意外に少ない早稲田実出身の現役プロ野球選手

2020 12/14 11:00SPAIA編集部
日本ハムの斎藤佑樹Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

投手は斎藤佑樹のみ

斎藤佑樹が2011年も現役続行することになった。右肘痛を治して、最後のひと花を咲かせることができるか、来季は背水のシーズンとなる。

早稲田実時代に夏の甲子園決勝で駒大苫小牧・田中将大と投げ合い、延長15回引き分け再試合を制して全国制覇。「ハンカチ王子」が全国的な大フィーバーとなったのが2006年だった。

早稲田実はその後も春3回、夏2回甲子園に出場しているが、プロで活躍する選手は意外に少ない。かつては王貞治、榎本喜八、大矢明彦、荒木大輔、石井丈裕らスター選手を輩出したが、2020年に現役でプレーした選手はわずか4人だった。まずは投手から見ていこう。

早稲田実出身の2020年現役投手通算成績


早実出身の現役投手は斎藤佑樹ただ一人。高校時代は夏の印象が強いが、2006年センバツでもベスト8に進出している。2回戦ではダース・ローマシュ匡(元日本ハム)のいた関西(岡山)を延長15回引き分け再試合の末に破り、準々決勝で横浜(神奈川)に敗れた。

早稲田大からプロ入りして2年で11勝を挙げたが、その後は8年間で3勝。15勝26敗の通算成績は寂しい限りだ。来季、復活を果たせるかどうか注目される。

巨人・重信慎之介は甲子園で10打点

早実出身の現役野手は3人いる。

早稲田実出身の2020年現役野手通算成績


巨人の重信慎之介は2年夏に甲子園出場。1回戦で倉敷商に2-0、2回戦で中京大中京に21-6と大勝し、3回戦で関東一に敗れたものの計12打数9安打10打点と大活躍した。

3年夏は西東京大会決勝で、全国制覇した日大三に敗退。早稲田大を経て2015年ドラフト2位で巨人に入団すると、2019年には自己最多の106試合に出場し、14盗塁をマークした。通算325試合出場で打率.245、5本塁打、39打点の成績を残している。

成長待たれる日本ハム清宮幸太郎とソフトバンク野村大樹

日本ハム・清宮幸太郎は言わずと知れたスター候補だ。元早大ラグビー部監督で現日本ラグビーフットボール協会副会長の清宮克幸を父に持ち、小学生時代にアメリカで行われたリトルリーグ世界選手権で優勝した際は「和製ベーブ・ルース」と現地メディアに取り上げられた。

早実では1年生時の2015年夏の甲子園で2本塁打を放ち、ベスト4進出に貢献。清宮見たさに早朝から行列ができ、満員札止めになるほどの人気だった。

3年春のセンバツは2回戦で東海大福岡に敗退。結局、3年間で甲子園には2回しか出場できなかったが、史上最多の高校通算111本塁打をマークして、ドラフトで7球団競合の末に日本ハム入りした。

プロ入り後は3年連続7本塁打で通算21発。アマチュア時代の騒がれ方からすると物足りなく映るが、まだ21歳と若いだけに来季以降に期待がかかる。

ソフトバンクの野村大樹は早実時代、1年上の清宮とクリーンアップを打った。2年生時に出場した2017年センバツでは9打数5安打と活躍したが、甲子園出場はこの1度だけ。高校通算68本塁打を記録し、2018年ドラフト3位でソフトバンク入りした。

まだ一軍では2打席しか立っていないが、ウエスタン・リーグでは今季74試合に出場して打率.263、3本塁打を放つなど着実に経験を積んでいる。今後の成長が楽しみだ。

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最後に「斎藤佑樹のピッチング」を見せてくれ!

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