トレーニングと食事も減らして体重2キロ減
西武の新人合同自主トレが27日に終了し、ドラフト1位ルーキー・渡部健人内野手(桐蔭横浜大)がオンライン会見に臨んだ。1月6日の入寮時に、昨秋ドラフト当時の112キロから118キロに“正月太り”したことが話題になった巨漢スラッガー。開口一番「長く感じた」とプロとしてのスタートとなった合同自主トレを振り返った。
トレーニングを消化してきたおかげで116キロになったと明かし、「今日、計ったら減っていたんでよかった」とニッコリ。寮での食事も夜は少なめに抑えており「112キロから115キロくらいが一番動ける。重すぎると守備で動けなくなってしまうので、重くなりすぎず軽くなりすぎずキープしていきたい」と体重維持を誓った。
昨秋に痛めた右肩は徐々に良くなっているという。肩の負担を減らすべくコンパクトに投げる練習しており、ネットスローにも取り組んだ。「投げられるようになってきてるのが収穫」と語る表情は明るい。
大学通算45本塁打の強打が自慢だが、現在は打撃フォームを改造中。「足の上げ方やバットの持ち方を変えてみようと思ってます。(マシン打撃では)引っ張りばかりになるとフォームが崩れるので、センターから逆を意識して振ってます」とフォーム固めに熱を入れている。