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西武・源田壮亮がペナント奪回へ誓う「ノーエラーと打率アップ」

2021 1/19 16:40SPAIA編集部
西武・源田壮亮ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

広島・菊池涼介の守備率10割に「希望もらった」

メットライフドームで自主トレ中の西武・源田壮亮がオンライン取材に応じた。例年は出身のトヨタ自動車の施設で自主トレを行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため年末年始も故郷・大分に帰らず、6日から本拠地で中村剛也らと体を動かしている。

堅守のショートとして名を馳せるが、昨シーズンに守備率10割を記録した広島のセカンド・菊池涼介に刺激を受けたという。「二遊間で1年間ノーエラーは不可能だと思ってたんで、菊池さんに希望をもらった。僕もノーエラーでいきたいという気持ちが初めて芽生えた」と明かした。

昨季は9失策を記録しているだけに、ファーストが取りやすいワンバウンドで送球する練習もしている。2018年から3年連続でゴールデングラブを受賞しており、今年4回目の受賞をできればショートの大先輩にあたる松井稼頭央二軍監督に並ぶ。

「守備が一番のアピールポイントとしてやってきているので、(ゴールデングラブは)ずっと取り続けたい。稼頭央さんに並びたい」と意欲を見せた。

中村剛也から打球に角度をつける方法を教わる

2020年は120試合にフル出場し、打率.270、18盗塁。守備だけでなく、パ・リーグ最多の22犠打を決めるなどあらゆる面でチームに貢献したが、プロ4年間で最高打率は2018年の.278だ。

「昨年までは練習時間の多くを守備に割いていたが、今年は中村さんが一緒なので打撃のこともいろいろ聞きながらやっている。もったいないゴロアウトを減らしたいので、打球に角度をつける方法とか教えてもらっている」と通算424本塁打の中村から吸収。「もっと打率を残せるように、打席で強いスイングができるように心掛けている」と力説した。

2016年ドラフト3位で入団し、今季で5年目。推定年俸は1億5000万円まで上がり、昨季から主将も務めている。「(リーグ連覇の翌年に)優勝が途切れたのが悔しかった。今年はなんとしてでも優勝したい」と力を込める。

2019年10月に結婚した元乃木坂46の衛藤美彩の弟で、国学院大陸上競技部3年の木付琳が正月の箱根駅伝10区を走った。「めちゃくちゃ勇気をもらった。次は僕も」と義弟の懸命な走りから感じることがあった様子。コロナ渦でキャンプも無観客開催になるなど、何かとグラウンド外が騒がしいが、来たるシーズンへのモチベーションは極めて高い。

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