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西武・辻発彦監督、メヒアとスパンジェンバーグの開幕不在も覚悟

2021 1/18 21:00SPAIA編集部
西武・辻発彦監督ⒸSPAIA
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山川穂高、松坂大輔、内海哲也らはキャンプ二軍スタート

西武・辻発彦監督が春季キャンプのA班(一軍=宮崎・南郷)とB班(二軍=埼玉・所沢、高知)の振り分けを決める全体会議に出席し、終了後にオンライン会見に臨んだ。

新人ではドラフト4位の若林楽人外野手(駒澤大)と同6位のタイシンガーブランドン大河内野手(東京農業大北海道オホーツク)の2人がA班入り。ドラフト1位の巨漢スラッガー・渡部健人(桐蔭横浜大)は右肩痛のためB班スタートとなった。

辻監督は「内外野のバランスも考えて決めた。渡部は肩が回復すれば上(A班)に呼ぶこともあるかも知れないが、無理させる必要はない。ただ、本人は1日でも早くという気持ちを持ってもらわないと困る。焦らず急いでほしい」と右肩痛の回復を優先させる構えを見せた。

また、通算2000安打にあと74本と迫っているベテラン・栗山巧や450本塁打にあと26本の37歳・中村剛也もA班。ただ、辻監督は「人数を考えてA班にしたが、同じメニューとは考えていない。順を追って徐々に」と調整ペースは任せる方針だ。

逆に山川穂高は右足首痛のためB班。松坂大輔と内海哲也の両ベテランもB班となった。辻監督は「(山川は)しっかり走れる、守れる状態になればすぐにでも合流してほしい。(松坂は)自分の体は自分が一番分かるだろうし、今年にかける気持ちは十分あると思う。焦らず投げられる体になることを期待している」と話した。

「コロナ感染者を一人も出さずに開幕を迎えることが重要」

コロナ渦で迎える今春の宮崎・南郷キャンプは、政府の緊急事態宣言と宮崎県の緊急事態宣言の両方が解除されるまで無観客で行われる。辻監督は「しんどいメニューが多い中で、ファンの方々の声援や拍手が活力になる。それが無観客でどうなるか分からないが、やることは一緒。選手がより集中して取り組んでもらいたい」と気を引き締める。

通算141本塁打のエルネスト・メヒアや昨季15本塁打のコーリー・スパンジェンバーグら助っ人陣は合流が遅れる見通しだ。指揮官は「キャンプ期間中は無理でしょ。3月中頃に実戦に入れればと思うけど、開幕に間に合わないと思ってやっといた方がいい」と開幕時点でザック・ニールとリード・ギャレットら投手組も含めた助っ人不在の最悪の事態も想定している。

「若い選手が一軍キャンプに参加して野球をやる、見る、感じることが大きくプラスになる。一人一人、目的意識を持って殻を破らないと優勝は見えてこない。今年は大事な1年になる」とピンチをチャンスにすべく、若い戦力の底上げに期待感を示した。

キャンプインまでに選手に望むことを問われると「コロナにかからないでほしい。コロナが一番心配。チームに迷惑がかかる。私自身も昨年3月から外食していないし、毎日ビクビクしてる。一人も感染者を出さずに開幕を迎えることが重要」と改めてコロナ対策の徹底を訴えた。

緊急事態宣言下の異例のキャンプは、ハードトレーニングで鍛え上げると同時にコロナ感染も徹底的に予防するという難しい舵取りを迫られそうだ。

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