4月に89キロオーバーで道交法違反
西武は佐藤龍世内野手に対して8月20日から科していた「無期限の対外試合出場禁止及びユニフォーム着用禁止」の処分を、12月31日をもって解除すると発表した。車の運転は引き続き禁止するとしている。
佐藤は今年4月、相内誠投手とゴルフ場へ向かう途中に、首都高速中央環状線を法定速度89キロ超の149キロで走行。道路交通法違反の罪に問われ、東京地裁から「懲役3月、執行猶予2年」の判決を受けていた。
処分解除を受け、佐藤は「このような違反行為を起こしてしまいましたこと、あらためて大変申し訳ございません。応援していただいているファンの皆さま、チーム関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、日々感じております。今年いっぱいで、処分は解除していただくことになりましたが、反省の気持ちを忘れることなく、一日一日、前に進んでまいりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。
富士大から2018年ドラフト7位で入団し、ルーキーイヤーは52試合に出場。パンチ力のある打撃が魅力で、まだ23歳だけに来季は汚名返上の活躍が期待される。
【関連記事】
・西武はドラ1宮川哲が救援で奮闘、未来の遊撃手候補は浅村超えの成績残す【12球団ルーキー通信簿】
・スタンド沸かせた西武ギャレットの剛速球【新加入助っ人通信簿】
・FAで19人流出した西武、国内他球団とメジャー移籍した選手は?