自身初の本塁打王獲得「今までにない喜びがあります」
楽天・浅村栄斗が12月7日、契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いでサインした。
2019年から4年契約を結んでおり、2年目だった今季は全120試合に出場し、打率.280、32本塁打、104打点の成績を残した。球団からは「よく頑張ってくれた。こういう世の中で、試合日程や流れが全て変わった中で、全試合出てくれたのはありがたかった」と伝えられたという。
コロナ禍の影響で遅れて開幕した今季について「きつかったです。イレギュラーな6連戦で始まり、いつスタートするかわからない中、練習もそこまでできずに待っていた時期があった」と例年とは違う調整を余儀なくされ、戸惑いがあったことを明かした。
そんな中でも全試合に出場し、プロ12年目にして自身初となる本塁打王も獲得。「率直にうれしい。まさか獲れると思っていなかったので、今までにない喜びがあります」と心境を語った。
来季の目標には優勝を掲げる一方、「(4年連続日本一のソフトバンクには)全部劣っていると思うので、個々がもう1つ2つレベルを上げて、勝負強くならなければいけない」と課題も口にした。それでも「優勝するしかないので、自分のことよりもまず優勝することだけ考えてやっていきたい。石井監督を男にしたい」と意気込んだ。(金額は推定)
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