ドラフト前に育成なら入団拒否を通達
オリックスから育成ドラフト3位指名された仙台大・宇田川優希投手と、育成ドラフト5位で指名されたチームメートの佐野如一(ゆきかず)外野手が11月21日、仮契約した。
2人はドラフト前に育成ではプロ入りしない旨を12球団に通知していたため、オリックスから育成指名を受けた直後は拒否する可能性も示していた。しかし、昨年の育成7位でオリックスに入団した仙台大の先輩・佐藤優悟の存在もあって翻意。晴れて仮契約を結んだ。
背番号013に決まった宇田川は「仮契約が無事終わりほっとしています。セールスポイントでもあるストレートと落差のあるフォークでしっかりとアピールして、1日も早く支配下になり、1年目から一軍で投げたいと思っています。同世代の山本由伸投手など、いいピッチャーがたくさんいるので、超えられるように日々成長していきたいです。佐野如一と二人で一軍で活躍できるように頑張ります!」と意欲満々。
背番号015の佐野如一も「仮契約を終えて、早くオリックスのユニフォームを着てプレーしたいという気持ちになりました。自分はバッティングやリーダーシップを評価していただいていると思うので、初日からしっかりとアピールしていきたいと思います。吉田正尚選手をはじめ、素晴らしい選手がたくさんいるので、見て、聞いてレベルアップしていきたいです。宇田川と二人で切磋琢磨して頑張っていきます!」とプロ生活に思いを馳せた。