パ・リーグ4球団渡り歩いた40歳
ロッテの細川亨が引退することを発表した。これまで捕手として西武、ソフトバンク、楽天、ロッテとパ・リーグ4球団を渡り歩いてきたプロ19年目のベテランも今季は出場機会がなく、ついにユニフォームを脱ぐことを決断した。
「ファンの皆様、19年間、応援頂き、ありがとうございました。入団した頃はこんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした。私はキャッチャーとしてボールを受けてピッチャーを把握する作業を大事にしていたので、ブルペンでピッチャーのボールを受けている時間が大好きでした。
マリーンズでの思い出は昨年6月8日の巨人との東京ドームでの交流戦でバント処理を三塁でアウトにしたことです。自分もまだこんなプレーが出来るんだと我ながらビックリしました。
キャッチャーの醍醐味は一回から九回まで、そして3連戦のプランを練って試合を作ること。それが上手くいった時は本当に充実感がありました。西武、ソフトバンク、楽天、ロッテの4球団で色々な方に本当にお世話になりました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」