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ロッテ・細川亨が引退「思い出は昨年の巨人戦で…」、大谷智久は戦力外

2020 11/9 15:50SPAIA編集部
ロッテの細川亨ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

パ・リーグ4球団渡り歩いた40歳

ロッテの細川亨が引退することを発表した。これまで捕手として西武、ソフトバンク、楽天、ロッテとパ・リーグ4球団を渡り歩いてきたプロ19年目のベテランも今季は出場機会がなく、ついにユニフォームを脱ぐことを決断した。

「ファンの皆様、19年間、応援頂き、ありがとうございました。入団した頃はこんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした。私はキャッチャーとしてボールを受けてピッチャーを把握する作業を大事にしていたので、ブルペンでピッチャーのボールを受けている時間が大好きでした。

マリーンズでの思い出は昨年6月8日の巨人との東京ドームでの交流戦でバント処理を三塁でアウトにしたことです。自分もまだこんなプレーが出来るんだと我ながらビックリしました。

キャッチャーの醍醐味は一回から九回まで、そして3連戦のプランを練って試合を作ること。それが上手くいった時は本当に充実感がありました。西武、ソフトバンク、楽天、ロッテの4球団で色々な方に本当にお世話になりました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」

5度日本一の「優勝請負人」

細川は1980年1月4日生まれの40歳。青森北高から青森大を経て、2001年ドラフト自由獲得枠で西武に入団し、2004年と2008年、FA移籍したソフトバンク時代の2011年、2014年、2015年と5度も日本シリーズ優勝を経験して「優勝請負人」と呼ばれた。

通算1427試合に出場し、打率.203、84本塁打、367打点、296犠打。2008年と2011年にベストナインとゴールデングラブ賞に2回ずつ輝いている。

大谷智久には戦力外通告

また、11年目の右腕・大谷智久に戦力外通告したことも発表された。大谷は報徳学園高時代にセンバツ優勝し、早大、トヨタ自動車を経て2009年ドラフト2位でロッテ入団。主に中継ぎで活躍し、これまで通算340試合に登板して20勝34敗120ホールドの成績。本人は現役続行を希望している。

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