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「プロ野球月間最優秀バッテリー賞」10月度受賞バッテリー決定!

2020 11/9 17:04SPAIA編集部
プロ野球最優秀バッテリー賞ⒸDAZN

ⒸDAZN

セは中日バッテリーが過半数、パは大接戦

「2020プロ野球月間最優秀バッテリー賞powered by DAZN」10月度の受賞者がセ・リーグは中日の大野雄大―木下拓哉のバッテリー、パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大―甲斐拓也のバッテリーに決まった。

セ・リーグは多村仁志氏、パ・リーグは中村紀洋氏を選考委員長として候補バッテリー3組を選出し、DAZNの公式Twitterでユーザーによる投票を行った結果、セは2万2875票のうち大野―木下のバッテリーが52.2%、パは1万787票のうち千賀―甲斐のバッテリーが42.6%の得票率でトップだった。10月度の対象期間は9月28日~10月22日。

セは中日・大野雄大―木下拓哉(得票率52.2%)

中日の大野雄大は期間中の防御率0.00で4勝0敗。木下の好リードもあって33イニングを投げて31三振を奪う完璧な内容で、8月度に続く受賞となった。

広島の森下暢仁―坂倉将吾のバッテリーは得票率25.8%、阪神の西勇輝―梅野隆太郎のバッテリーは同22%だった。

大野は「2度目の月間バッテリー賞を受賞できて嬉しいです。木下が必死に考えてリードしてくれた成果だと思うので、木下に感謝したいです。ここまできたら、年間バッテリー賞も受賞したい気持ちはあります」とコメント。

大野との8月度、祖父江大輔との9月度に続く受賞となった木下も「このような素晴らしい賞を3カ月連続で受賞することができ、大変光栄に思います。すべてはピッチャーのおかげだと心から思っています。大野さんと年間バッテリー賞をぜひ取りたいと思います」と喜びを語った。

パはソフトバンク・千賀滉大―甲斐拓也(得票率42.6%)

ソフトバンクの千賀は、期間中4試合に先発して3勝1敗、防御率0.36をマーク。甲斐も強肩だけでなく2本塁打を放つなど攻守で貢献度が高かった。

期間中12球団トップの40三振を奪ったオリックスの山本由伸―伏見寅威のバッテリーは得票率41.4%でわずかに及ばず。西武の髙橋光成―森友哉バッテリーは得票率16%だった。

千賀は「感激ですね。素直にうれしく思います。(甲斐)拓也はワンバウンドの球でもいつもしっかり止めて、思い切った投球をさせてくれます。これからもそれに応えないといけませんね。昨年のCSでは初戦に悔しい思いをしたので、今度こそという思いです」とコメント。昨年のクライマックスシリーズ・ファーストステージ初戦で楽天・則本昂大に投げ負けただけに意気込んでいる。

甲斐も「2人で獲得した賞なので、ゴールデングラブなど個人の賞とはまた違った喜びがあります。でも9割は千賀のおかげでしょう。今後のCS、日本シリーズでも千賀のいいところを引き出して、2人でチームを盛り上げていければと思います」と謙遜気味に喜びを表現した。

データ提供:データスタジアム

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