最多サヨナラ弾は清原和博の12本
ホームランは野球の華。中でも試合を決めるサヨナラ本塁打を打てば間違いなくヒーローだ。これまで最も多くのサヨナラ本塁打を放った打者は誰だろうか。ベスト10は表の通り。
1位は12本を放った清原和博。通算本塁打数で上回る王貞治や野村克也をも凌ぐのは、天性の勝負強さと強運の持ち主ということか。
11本で2位の野村克也と8本で4位の王貞治に挟まれ、3位にランキングされているのが中村紀洋。通算404本塁打のうち10本がサヨナラアーチと、清原に負けない勝負強さを誇っている。
王と並んで4位タイに若松勉が入っているのは意外だ。小柄な巧打者タイプで通算本塁打も220本とベスト10で最も少ないが、8本ものサヨナラアーチをかけている。
7本で6位タイに豊田泰光、長嶋茂雄、藤井康雄、井口資仁、阿部慎之助が並んだ。1959年6月25日の天覧試合、長嶋が現役時代最大のライバルだった阪神・村山実から後楽園球場のレフトスタンドに放り込んだ一発は今も語り継がれている。