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サヨナラ本塁打の通算最多は誰?満塁本塁打ランキングも

2020 10/25 06:00SPAIA編集部
オリックスのアデルリン・ロドリゲス(左)とソフトバンクの柳田悠岐ⒸSPAIA
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史上3度目の1日3発のサヨナラ弾

プロ野球の有観客試合が始まった7月10日、史上3度目となる1日で3発のサヨナラ本塁打が飛び出した。

まず、ナゴヤドームで中日のダヤン・ビシエドが延長10回裏、広島・フランスアの4球目をとらえ、左中間スタンドへ2試合連発となる7号ソロ。続いて京セラドームで、オリックスのアデルリン・ロドリゲスが9回裏、日本ハム・秋吉亮の4球目を弾丸ライナーでレフトスタンドへ運ぶ4号3ラン。最後にPayPayドームで、ソフトバンクの柳田悠岐が延長10回裏、楽天・シャギワの4球目をフルスイングして左中間スタンドに放り込む7号ソロ。

1日に3本のサヨナラ本塁打は、ヤクルト・山田哲人、DeNA・筒香嘉智、ロッテ・田村龍弘がマークした昨年9月4日以来3度目。ようやく球場を訪れることができたファンを喜ばせるのに十分なサヨナラ劇だった。

これまで最も多くのサヨナラ本塁打を放った打者は誰だろうか。ベスト10は表の通り。

NPB通算サヨナラ本塁打ランキング


1位は12本を放った清原和博。通算本塁打数で上回る王貞治や野村克也をも凌ぐのは、天性の勝負強さと強運の持ち主ということか。

11本で2位の野村克也と8本で4位の王貞治に挟まれ、3位にランキングされているのが中村紀洋。通算404本塁打のうち10本がサヨナラアーチと、清原に負けない勝負強さを誇っている。

王と並んで4位タイに若松勉が入っているのは意外だ。小柄な巧打者タイプで通算本塁打も220本とベスト10で最も少ないが、8本ものサヨナラアーチをかけている。

7本で6位タイに豊田泰光、長嶋茂雄、藤井康雄、井口資仁、阿部慎之助が並んだ。1959年6月25日の天覧試合、長嶋が現役時代最大のライバルだった阪神・村山実から後楽園球場のレフトスタンドに放り込んだ一発は今も語り継がれている。

満塁本塁打は中村剛也がダントツの20発

では、満塁本塁打はどのようなランキングになっているだろうか。

NPB通算満塁本塁打ランキング


通算21本でダントツトップは西武の中村剛也。世界の王をはるかに上回っており、まだまだ数字を伸ばす可能性も十分だ。

王に次ぐ3位タイには中村紀洋と並んでオリックスの藤井康雄が入っている。代打での満塁本塁打は史上1位の4本と無類の勝負強さが持ち味だった。

13本の5位タイには駒田徳広、江藤智、小久保裕紀、井口資仁の4人が並んだ。「満塁男」と呼ばれた駒田徳広は、桜井商時代に満塁で敬遠された逸話を持ち、巨人時代の1983年4月10日の大洋戦ではプロ初打席満塁本塁打という衝撃デビューを飾った。

9位タイには12本の野村克也と江藤慎一が並んでいる。

ホームランは野球の華。打球の描く放物線が美しいからこそ、長距離打者は「アーチスト」と呼ばれるのだ。新型コロナで楽しむ機会が少ないからこそ、劇的なホームランでファンを楽しませてほしい。

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