トップは菅野智之、5億円以上は5人
プロ野球界では、かつて年俸1億円が一流の証と言われたが、今では珍しくなくなっている。相対的に見れば、現在は2億円が一流のラインと言えるのではないだろうか。2020年の年俸2億円以上は33人(外国人選手を除く)。ランキングを作成したので1位から見ていきたい(金額は推定)。
1位は巨人のエース・菅野智之で、6億5000万円。プロ野球史上でも佐々木主浩(元横浜)と並んで最高年俸だ。2位がソフトバンク・柳田悠岐の5億7000万円。3位で巨人・坂本勇人、ヤクルト・山田哲人、楽天・浅村栄斗の3人が5億円で並ぶ。
6位はソフトバンク・森唯斗の4億6000万円。巨人・丸佳浩、ソフトバンク・松田宣浩の2人が7位タイの4億5000万円で続き、9位が阪神・糸井嘉男の4億円となっている。DeNA・山崎康晃と西武・中村剛也が3億5000万円で10位タイだ。
3億円以上は18人
12位がヤクルト・青木宣親で3億4000万円。13位の3億円には巨人・陽岱鋼、広島・菊池涼介、ソフトバンク・千賀滉大、楽天・岸孝之、則本昂大、オリックス・増井浩俊の6人が並んだ。1000万円差の2億9000万円で、ソフトバンク・今宮健太と日本ハム・中田翔の2人が19位タイとなっている。
2億円で7人並ぶ
21位が2億8000万円の広島・鈴木誠也。22位は中日・大島洋平と楽天・松井裕樹が2億5000万円で並んだ。24位は2億4800万円のソフトバンク・内川聖一、さらにチームメートの中村晃が2億4000万円で続き、2億1000万円の西武・山川穂高が26位となっている。ちょうど2億円で27位タイは7人。阪神・藤川球児、、西勇輝、西武・森友哉、ロッテ・益田直也、日本ハム・宮西尚生、西川遥輝、オリックス・吉田正尚までが、名実ともに一流プレーヤーと言っていいだろう。
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