“準満票”に「1票足りないのはすごくよかった」
メジャーリーグで多大な功績を残した選手などが対象となるアメリカ野球殿堂入りが21日(日本時間22日)発表され、イチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本選手として初めて選ばれた。
投票した394人中1人だけイチロー氏に入れなかったため、期待されていたマリアノ・リベラ氏以来史上2人目の満票こそならなかったものの、得票率は99.746%。100%のリベラ(2019年)、397票中396票で99.748%だったデレク・ジーター氏(2020年)に次ぐ歴代3位の得票率だった。
会見では「1票足りないのはすごくよかった。いろんなことが足りない、人って。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思う。不完全なのはいいなあって。生きていく上で不完全だから進もうとする」と独特の言い回しで胸の内を明かした。
アメリカ野球殿堂入りした選手の得票率ベスト10は下の通りとなっている。