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ドジャース大谷翔平が2025年に達成しそうな記録 MLB、日米通算で節目の記録多数

2024 12/5 12:15SPAIA編集部
大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

MLB通算250本塁打、1000安打など射程圏

2024年は史上初の50本塁打50盗塁を達成し、DHとして初めてMVPに輝いたドジャースの大谷翔平。日本ハムからメジャー移籍して7年で数々の金字塔を打ち立ててきた。2025年は投手としても登板する予定で、投打でさらなる活躍が期待される。

2025年に達成が予想される記録はどんなものがあるだろうか。NPBとMLB、日米通算の打撃成績は下の通りとなっている。

大谷翔平の通算打撃成績


射程圏に捉えているのがMLB通算250本塁打だ。松井秀喜の175本を抜き去って日本人最多の225本まで伸ばしており、あと25本で到達する。2024年に54本打った大谷なら達成は難しくないだろう。

さらに2本上積みすれば日米通算300本塁打に到達する。日本ハム時代は48本放っており、現在273本。2025年の27号はメモリアルアーチとなる。

さらにMLB通算1000安打にも、あと122本。2021年から4年連続130安打以上、2024年は197安打をマークしたことから順調なら2025年中に到達する。達成ならイチロー(3089安打)、松井秀喜(1253安打)に次いで日本人3人目だ。

2024年に59個記録した盗塁はケガのリスクを伴うため、投手として登板する2025年は減少が予想される。それでもすでにMLB通算145個に達していることから150盗塁到達は堅いだろう。日本ハム時代の13盗塁を合わせて日米通算158盗塁としており、42個記録すれば日米通算200盗塁に到達するが、さすがにそこまで望むのは酷かもしれない。

マニアックなところでは、MLB通算200二塁打まであと33本に迫っている。これも達成ならイチロー(362二塁打)、松井秀喜(249二塁打)に次いで日本人3人目となる。

また、MLB通算917三振はイチロー(1080三振)に次いで日本人で2番目に多い。2024年に162三振を喫したことから2025年中に更新するかもしれない。

MLB通算50勝まであと12勝

一方、投手の通算成績は下の通りとなっている。

大谷翔平の通算投手成績


最初に到達しそうな節目はMLB通算500イニング。あと18.1イニングまで迫っており、早ければ2025年の3試合目で到達する。

また、MLB通算100試合登板にもあと14試合。先発ローテーションでシーズン通して活躍すれば20試合以上に登板することは確実で、2025年中の達成は十分に可能だ。

さらに現在MLB通算38勝で、50勝まであと12勝。エンゼルス時代の2022年に15勝を挙げた実績もあり、達成が期待される。

20勝すれば日米通算100勝にも届くが、手術明けということを考えるとハードルは高い。ただ、数々の記録を塗り替えてきた大谷ならもしかして…という期待も抱かせる。

2025年は一体どんなサプライズを起こしてくれるだろうか。メジャー8年目が待ちきれない。

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