MLB通算250本塁打、1000安打など射程圏
2024年は史上初の50本塁打50盗塁を達成し、DHとして初めてMVPに輝いたドジャースの大谷翔平。日本ハムからメジャー移籍して7年で数々の金字塔を打ち立ててきた。2025年は投手としても登板する予定で、投打でさらなる活躍が期待される。
2025年に達成が予想される記録はどんなものがあるだろうか。NPBとMLB、日米通算の打撃成績は下の通りとなっている。
射程圏に捉えているのがMLB通算250本塁打だ。松井秀喜の175本を抜き去って日本人最多の225本まで伸ばしており、あと25本で到達する。2024年に54本打った大谷なら達成は難しくないだろう。
さらに2本上積みすれば日米通算300本塁打に到達する。日本ハム時代は48本放っており、現在273本。2025年の27号はメモリアルアーチとなる。
さらにMLB通算1000安打にも、あと122本。2021年から4年連続130安打以上、2024年は197安打をマークしたことから順調なら2025年中に到達する。達成ならイチロー(3089安打)、松井秀喜(1253安打)に次いで日本人3人目だ。
2024年に59個記録した盗塁はケガのリスクを伴うため、投手として登板する2025年は減少が予想される。それでもすでにMLB通算145個に達していることから150盗塁到達は堅いだろう。日本ハム時代の13盗塁を合わせて日米通算158盗塁としており、42個記録すれば日米通算200盗塁に到達するが、さすがにそこまで望むのは酷かもしれない。
マニアックなところでは、MLB通算200二塁打まであと33本に迫っている。これも達成ならイチロー(362二塁打)、松井秀喜(249二塁打)に次いで日本人3人目となる。
また、MLB通算917三振はイチロー(1080三振)に次いで日本人で2番目に多い。2024年に162三振を喫したことから2025年中に更新するかもしれない。