MLB史上初の「50本塁打・50盗塁」達成
ドジャースの大谷翔平投手(30)は19日(日本時間20日)、マイアミ・ローンデポパークで行われたマーリンズ戦に1番DHで先発出場し、3本塁打、2盗塁をマークしてMLB史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成した。
初回の第1打席は二塁打を放ち、すかさず三盗に成功。この時点で50盗塁の大台に乗せた。
さらに2回の第2打席も右前タイムリーを放ち、二盗を決めて51盗塁。3回の第3打席でも二塁打を放ち、三塁を狙ってタッチアウトとなったが、圧巻のワンマンショーはここからが本番だった。
自己最多6安打10打点でプレーオフも決めた
まず、6回の第4打席で右中間へ49号2ラン。2001年にショーン・グリーンがマークしたドジャースの球団最多記録に並んだ。
続く7回の第5打席は左中間へ50号。あっさりと前人未踏の「50-50」をクリアした。
まだ終わらない。14-3の大量リードで迎えた9回の第6打席はマーリンズが内野手のブルハーンを投手起用。大谷が3球目を強振すると、打球はあっという間にライト上段席に着弾した。
自身初の3打席連発となる特大51号で「51-51」に更新。安打、打点とも自己最多の6打数6安打10打点の大暴れで、松井秀喜が持っていた日本人シーズン最多116打点を更新し、120打点に伸ばした。
試合はドジャースが20-4で大勝。チームとしては12年連続、大谷にとっては初のプレーオフ進出が決まった。
ドジャースは残り9試合。次に迫るのは、2001年にイチローが記録した日本人最多56盗塁だろう。
さらにその先には、MLB史上7人目の60本塁打がかすかに見える。残り試合を考えるとさすがに厳しいが、大谷翔平ならひょっとして…という期待もある。
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