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メジャーリーグで60本塁打以上放った歴代スラッガー、大谷翔平は史上7人目なるか

2023 7/30 06:00SPAIA編集部
大谷翔平とゲレーロ・ジュニア,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

投手として完封勝利を挙げた前日から打者として3打席連発の39号

エンゼルスの大谷翔平が7月28日(日本時間29日)のブルージェイズ戦の初回、第1打席で39号ソロを放った。これで前日のタイガース戦から3打席連発となった。

27日はダブルヘッダーで第1試合に「2番・投手兼DH」として出場し、被安打1、奪三振8、与四球3でメジャー初完封(9勝目)。打者としては5打数無安打だったが、「2番・DH」で出場した第2試合では、37号2ラン、38号ソロと2打席連続本塁打を放ち、チームの勝利に貢献していた。

噂された今夏のトレードも消滅し、左有鈎骨骨折でリハビリ中のマイク・トラウトも26日(同27日)に手術後初めてバットを握るなど明るい話題の多いエンゼルス。28日ブルージェイズ戦の9回一死満塁で両ふくらはぎのけいれんのため代打を送られたことは心配だが、「プレーオフを目指して頑張りたい」と話していた大谷が今後も投打でチームを引っ張ることが期待される。

松井秀喜の日本人メジャー最多175本塁打も見えた

大谷はチーム104試合目で39号に到達し、単純計算で60.8発ペース。長いメジャーリーグの歴史でも60本塁打以上を放ったのは以下の6人、のべ9回しかない。

1位 73本塁打 バリー・ボンズ(ジャイアンツ)2001年
2位 70本塁打 マーク・マグワイア(カージナルス)1998年
3位 66本塁打 サミー・ソーサ(カブス)1998年
4位 65本塁打 マーク・マグワイア(カージナルス)1999年
5位 64本塁打 サミー・ソーサ(カブス)2001年
6位 63本塁打 サミー・ソーサ(カブス)1999年
7位 62本塁打 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)2022年
8位 61本塁打 ロジャー・マリス(ヤンキース)1961年
9位 60本塁打 ベーブ・ルース(ヤンキース)1927年

大谷はメジャー通算166本塁打で、松井秀喜がマークした日本人最多の175本塁打まであと9本に迫っている。今の勢いなら今季中の達成は間違いないだろう。その時点で自身が持つ日本人シーズン最多46本塁打をクリアすることになる。

そして、その先に節目の50発、さらに60発まで見えてきた。大谷翔平に「不可能」はないのか。進化を続けるスーパースターは夢を運ぶホームランアーチストだ。

※成績は7月28日(現地時間)終了時点

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