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MLBメジャーリーグの連続試合出塁記録、大谷翔平はテッド・ウィリアムズにどこまで迫るか?

2023 4/14 06:00SPAIA編集部
エンゼルスの大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

テッド・ウィリアムズは1949年に84試合連続出塁

エンゼルスの大谷翔平が連続試合出塁を継続している。日本では大谷の成績ばかり紹介されるが、メジャーリーグ記録はどれくらいなのだろうか。

最長記録はテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)が1949年7月1日から9月27日まで記録した84試合連続出塁。1941年に打率.406で首位打者に輝き、「最後の4割打者」と知られている。

ウィリアムズは通算打率.344、2654安打、521本塁打、1839打点をマークし、首位打者6回、本塁打王4回、打点王4回、そのうち2回は三冠王という驚異的な成績を残した。通算出塁率.482は現在も歴代最高だ。1941年から1942年にかけて73連続試合出塁も記録している。

ウィリアムズに次ぐのが、ジョー・ディマジオ(ヤンキース)が1941年にマークした74試合。その中に現在もMLB記録の56試合連続安打が含まれている。

2006年にはオーランド・カブレラ(エンゼルス)が63試合連続出塁を記録。2002年から2003年にジム・トーミ(インディアンス、フィリーズ)が60試合、バリー・ボンズ(ジャイアンツ)は2003年に57試合連続出塁をマークしている。

日本ではイチローの69試合が最長

ちなみにNPB記録はイチロー(オリックス)が1994年にマークした69試合連続出塁。2位もイチローが翌1995年に記録した67試合となっている。

さらに松井秀喜(巨人)が2001年に記録した65試合、小笠原道大(日本ハム)が2001年に記録した60試合、石嶺和彦(阪急)が1986年に記録した56試合と続く。

大谷はどこまで連続出塁を伸ばすだろうか。記録にも記憶にも残る「二刀流」はまだまだ進化していく。

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