吉田正尚がチャンスで中前タイムリー
メジャーリーグが30日(日本時間31日)開幕し、レッドソックスの吉田正尚は本拠地フェンウェイパークで行われたオリオールズ戦に4番レフトで先発出場。6回無死一、二塁で中前タイムリーを放つなど4打数2安打1打点の活躍で上々のデビューを飾った。
第1打席はセカンドゴロ、第2打席は死球で迎えた第3打席。左腕のキーガン・エイキンから二遊間を破るタイムリー。さらに第4打席ではファーストのグラブをはじく強烈な安打でいきなりマルチ安打を記録した。試合は9-10でレッドソックスが敗れた。
吉田はオリックス時代の2020年、2021年に2年連続首位打者に輝くなど日本球界で通算打率.327、884安打、133本塁打をマーク。パワーも兼ね備えながら抜群のミート力で三振の少ない打者として知られる。
第5回ワールドベースボールクラシックでは1大会最多記録を更新する13打点をマークし、日本の優勝に大きく貢献した。
ヌートバーも初安打の好スタート
また、WBCで一躍「時の人」となったカージナルスのラーズ・ヌートバーも本拠地ブッシュ・スタジアムで行われたブルージェイズ戦に2番レフトで先発出場。第4打席に今季初安打となる左前打を放ち、4打数1安打2四球だった。
第1打席は四球、第2打席は二ゴロ、第3打席は一ゴロで迎えた6回2死一塁の第4打席、左腕ティム・メイザから三遊間を破る左前打。試合は9回にヌートバーが空振り三振で最後の打者となり、カージナルスは9-10で敗れた。
ヌートバーはWBCで全7試合に出場し、26打数7安打4打点の活躍。ガッツあふれるプレーと「ペッパーミル」パフォーマンスで人気者となった。この日は「ペッパーミル」に代わる新パフォーマンスも披露。今後も日米のファンから注目されそうだ。
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