全国49代表出揃う
第105回全国高等学校野球選手権記念地方大会は30日、東東京と大阪で決勝が行われ、全国49代表が出揃った。
東東京では共栄学園がシーソーゲームを制し、春夏通じて初の甲子園。準決勝の岩倉戦で9回二死から逆転サヨナラ勝利を挙げた勢いに乗って、決勝でも9回二死から逆転で大熱戦を制した。一方、1989年以来34年ぶりの甲子園を目指した東亜学園はあと一歩及ばず涙を呑んだ。
大阪桐蔭と履正社のライバル対決となった大阪は、ノーシードから勝ち上がった履正社が大阪桐蔭のプロ注目左腕・前田悠伍から3点を奪い、投げては履正社・福田幸之介が完封。夏の大阪大会決勝では大阪桐蔭に4戦全敗だったが、5度目の対戦で初めてライバルを破った。
今春センバツで初戦敗退だった履正社は、全国制覇した2019年以来5回目の夏の甲子園。今春センバツ4強の大阪桐蔭は3年連続出場を逃した。
夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選会が行われ 8月6日から阪神甲子園球場で開催される。
過去の地方大会結果はこちら
【東東京】▽決勝
共栄学園 12-6 東亜学園
【大阪】▽決勝
履正社 3-0 大阪桐蔭
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