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関メディ中等部のU-15侍ジャパン・藤田蒼海は山梨学院、金谷隆乃助は浦和学院へ

2024 3/5 06:05SPAIA編集部
関メディベースボール学院の藤田蒼海と金谷隆乃助,ⒸSPAIA
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藤田蒼海(左)と金谷隆乃助,ⒸSPAIA

アジア選手権ベストナインの藤田蒼海

兵庫県西宮市の野球専門校「関メディベースボール学院」中等部の引退試合が終わり、3年生は全国の強豪校に進学する。特に進路が注目されるのはU-15侍ジャパンに選出され、アジア野球選手権で準優勝を果たした2人だろう。

引退試合でもスタメンでショートを守り、最終回にはマウンドにも立つなど、投手と内野手をこなす藤田蒼海は山梨学院に進学。アジア選手権では大会最多得点をマークし、三塁手としてベストナインに選ばれた万能型だ。

2023年センバツで初優勝した山梨学院は今春センバツにも3年連続7回目の出場。夏の甲子園にも10回出場する県内屈指の強豪だけに、藤田を甲子園で見る日も近いかも知れない。

引退試合後のインタビューでは「高校では1年からベンチ入りしたいです。そして、甲子園に帰ってきて地元の皆さんにこれまでの感謝をプレーで示したいですね」と抱負。さらに、将来について聞かれると「もう一度日の丸を背負って恩返しできるように頑張ります」とフル代表入りを目標に掲げた。

パワフルな打撃が売りの金谷隆乃助

もう一人の侍、金谷隆乃助は浦和学院に進学。がっちりした体格が可能にするパワフルな打撃と堅い守備が売りの内野手だ。アジア選手権でも二塁手、三塁手、指名打者として全試合に出場し、準優勝に貢献した。

浦和学院は2013年センバツで優勝するなど、春11回、夏15回の甲子園出場を誇る埼玉の強豪。現役ではロッテ・小島和哉や西武・蛭間拓哉ら多くのプロ野球選手を輩出している。

「高校では早い段階から試合に出て甲子園に行きたいです。その後はプロ野球選手になって、侍ジャパンに選ばれて、メジャーに行きたいです」と壮大な夢を明かした。

才田凱斗は兄のいる東海大相模へ

ほかにも、引退試合で劇的な決勝ランニングホームランを放った才田凱斗は東海大相模に進学。兄・和空は東海大相模の新3年生で、今夏には兄弟そろっての甲子園出場が期待される。

また、東海大相模には関メディ中等部でも一緒にプレーした1学年上のスラッガー・金本貫汰もいる。親元を離れて寮生活をする上で、兄や旧知の先輩がいるのは心強いだろう。

目標は「1年生から兄弟で甲子園に出ることです」とキッパリ。藤田や金谷とは関東大会で対戦する可能性もあるが、「今まで楽しい仲間でしたが敵になりますね。小さい頃からプロ野球選手が大きな夢だったので、恩返しするためにもプロで活躍して憧れられるような選手になりたいです」と瞳を輝かせた。

さらに引退試合で先発マウンドに立った井上友吾は関メディ中等部から初めて大阪桐蔭高に進学。左腕の西田櫂吏は京都国際高、同じく左腕の鶴田啓人は敦賀気比高など全国の強豪に進む。


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関メディベースボール学院中等部「最強世代」が引退試合で劇的勝利!


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