立候補した選手の演説に拍手喝采
兵庫県西宮市の野球専門校「関メディベースボール学院」で“幹部総選挙”が行われた。各学年の主将と副主将を選手間投票で選ぶ試みだ。
会場の西宮勤労会館は選手の父兄も含めて総勢250人でギッシリ。臼井博文メンタルコーチを招いて行われたメンタルトレーニング講座や、ギターボーカルユニット「HAND DRIP」のライブなども行われ、熱気が充満していた。
その中で“総選挙”に立候補した1年生11人、2年生10人が順番に演説。大勢の前で話すのはほとんどの選手にとって初めての経験だったが、主将になった際の目標や豊富、自己PRなどをそれぞれが熱っぽく語り、会場から大きな拍手が沸き起こった。
約140人の選手が投票し、2年生は辻田成馳主将のほか、釣船一輝、川口壱茶、赤﨑翔吏、谷口康介の副主将4人、1年生は中ノ上悠太主将のほか、佐々木奏太、小高琥晴、中西琢人、内堀孔雅、中濱輝力、平野泰地の副主将6人が決定。任期は4カ月で“幹部総選挙”は年3回行う予定という。
井戸伸年総監督は「正直、選手たちの立派な演説に驚きました。人前で話す経験は貴重です。野球を通じてコミュニケーション能力を養うことで成長につながればいいですね。きちんと自分の言葉で自分を思いを伝えられる大人になってほしいです」と狙いを説明。大いに盛り上がった“総選挙”に手応えを感じた様子だった。
関メディベースボール学院提供
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