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侍ジャパン東京五輪代表24選手発表、稲葉篤紀監督金メダルに意欲

2021 6/16 11:59SPAIA編集部
侍ジャパン・稲葉篤紀監督Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

投手11人、捕手2人、内野手6人、外野手5人

東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督と山中正竹強化本部長が16日に会見し、代表内定選手24人を発表した。稲葉監督は「目標である金メダルを獲得し、国民の皆様と喜びを分かち合いたい」と意欲を示した。24人は以下の通り。

【投手11人】
菅野智之(巨人)
青柳晃洋(阪神)
岩崎優(阪神)
森下暢仁(広島)
山本由伸(オリックス)
田中将大(楽天)
山﨑康晃(DeNA)
栗林良吏(広島)
大野雄大(中日)
中川皓太(巨人)
平良海馬(西武)

【捕手2人】
甲斐拓也(ソフトバンク)
會澤翼(広島)

【内野手6人】
山田哲人(ヤクルト)
源田壮亮(西武)
浅村栄斗(楽天)
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
村上宗隆(ヤクルト)

【外野手5人】
近藤健介(日本ハム)
柳田悠岐(ソフトバンク)
栗原陵矢(ソフトバンク)
吉田正尚(オリックス)
鈴木誠也(広島)

侍ジャパンは7月24日に楽天戦、翌25日に巨人戦の壮行試合(いずれも楽天生命パーク宮城)が予定されている。五輪の野球競技は7月28日に開幕(福島あづま球場)し、8月7日に決勝(横浜スタジアム)の予定。

前回の北京五輪は4位

オリンピックの野球は1984年のロサンゼルス五輪で初めて公開競技として実施され、20人中16人が後にプロ入りする豪華メンバーで金メダル。1988年ソウル五輪は野茂英雄、古田敦也、野村謙二郎の3人がプロで名球会入りするなど実力派を揃えて銀メダルを獲得した。

1992年バルセロナ五輪は後に日本代表監督を務める小久保裕紀らを擁して銅メダル。1996年アトランタ五輪は松中信彦、井口資仁、福留孝介、谷佳知、今岡誠らの強力打線で銀メダルに輝いた。

初めてプロが参加した2000年シドニー五輪は松坂大輔、黒木知宏、中村紀洋らが出場したが4位に終わり、初めてメダルを逃した。2004年アテネ五輪はオールプロで臨み銅メダル。稲葉篤紀監督が選手として出場した2008年北京五輪は、G.G.佐藤の落球などがあり4位に終わった。

3大会ぶり開催の五輪野球でどんなドラマが待っているのだろうか。プレイボールを楽しみに待とう。

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