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バドミントンでライバル関係にある選手といえば?

2017 2/16 10:10
バドミントン
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Photo by Shahjehan/ Shutterstock, Inc.

バドミントンと言えば記憶に新しい2016年のオリンピックで高松ペアが金メダルを獲得しました。オグシオ以来のスターペアの誕生で再び人気が上がってきたバドミントン。今回はバドミントン界を盛り上げてきた選手たちのライバル関係について紹介します。

リオオリンピック・タカマツペアのライバル

世界ランク1位の日本代表タカマツペアにも強敵のライバルが存在します。そのライバルはバドミントン王国である中国代表です。中国の強さは圧倒的で今までのオリンピック6回のうち、なんと中国が5回も金メダルを獲得しているほどの強さです。 その中国は世界ランクで2位に君臨しており、まさに日本のライバルとしてふさわしい相手となっています。
これまでも中国と戦ってきた日本でしたが、宿敵中国には惜しくもやぶれてきた苦い過去もあります。 ロンドンオリンピックでは日本代表のフジカキペアが決勝で中国と戦いましたが、惜しくも中国ペアに敗れてしまい、この時は銀メダルに終わってしまうという結果になりました。 なんとしても日本が勝ちたい国が中国なのです。

タカマツペアの第二のライバルであるデンマークペア

日本代表であるタカマツペアの第二のライバルであるデンマーク。そのデンマークとはリオオリンピックの決勝で戦う事になり、終始接戦を強いられる事になりました。 デンマークは決勝までに日本の宿敵である中国をも破って勝ち上がってきた勢いのあるペアだっただけに日本も苦戦を強いられる覚悟はしていたと思います。
1ゲーム先取された時には勢いはやはりデンマークにあると思われましたが、その後2ゲームを日本が獲得、3ゲーム目には大逆転劇で日本が勝利する事ができましたが、強敵のデンマークはやはりこれからも日本のライバルとして立ちはだかってくるのではないでしょうか。

バドミントンリオオリンピックシングルスで戦ったライバル関係

リオオリンピックの女子シングルスで準々決勝を戦う事になったお互い日本の山口選手と奥原選手。この2人はそれまでもライバル関係を築いていました。 2011年には、全日本総合選手権にて史上最年少である16歳で奥原選手が優勝、3年後には17歳で頂点に立った山口選手。 2012年のアジアユースU19選手権大会で、準決勝で2人は戦った時には0-2のストレートで当時国内4位の奥原選手が勝利を収めました。
その後も幾度となく2人は戦ってきたが、山口選手は奥原選手には敵う事はなくすべて奥原選手の勝利となり、山口選手は6戦全敗という結果に終わっていた。 2016年のリオオリンピックでこの2人が戦う事になった準々決勝では山口選手はこれまでの負けを取り戻すべく奥原選手に挑んだのだが、1-2という結果で敗れてしまった。
しかしこのライバル対決はこれからもお互いの成長に欠かせない関係となるのではないかと思います。

桃田賢斗のライバルが銅メダル

日本代表の男子シングルス桃田賢斗選手は2014年トマス杯の金メダリストで日本人初となるBWFスーパーシリーズ優勝などの輝かしい記録を持っており、世界ランキングは2位となっています。
しかし、2016年、インドオープン決勝で優勝を獲得した日に東京都内の違法カジノ店で賭博をしていた事実が発覚したため出場中だったマレーシアオープンを途中棄権し帰国する事となりました。この時、桃田選手は無期限の出場停止処分を下され、リオオリンピックの切符も逃す事となってしまいました。
リオオリンピックでは桃田選手と同年代でもあり良きライバルでもあるデンマークのアクセルセン選手が見事銅メダルを獲得した事について桃田選手は4年後の東京での対戦を心待ちにするとともに復帰を強く願っています。 東京オリンピックでのライバル対戦が観れる事を期待したいですね。

まとめ

バドミントンのライバル関係を紹介しました。どのスポーツにも言える事ですが、ライバルに向けて日々努力を重ねる事でその宿敵に勝つ自信をつけていく事が大切なのではないかと思います。ライバルは目標でもあり、それを超えられるように、そしてライバルに追い越されないようにといった良い関係でもありますね。