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ヘアピンを制すればバドミントンの試合を制する!ヘアピン上達のコツ

2016 12/16 11:07
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Photo by BUGNUT23/Shutterstock.com

試合の中で一番繰り出すのが難しいヘアピン。ミスをしがちな人も多いのではないでしょうか?でもヘアピンが上手くなれば試合を制することが出来ます。上達のコツと練習方法をご紹介します。

バドミントンのショット・ヘアピンとは?

ヘアピンとは、ネット間際から相手のコート側のネット間際に落とすようにするショットのことです。ヘアピンはネットと呼ばれることもあります。
バドミントンのショットの中で一番球の力がないのですが、際どく入れていくことができれば返球が難しいショットとなります。逆にちょっとでもシャトルが浮いていると相手にプッシュされやすくなってしまいます。
ただこのヘアピンを極めることが出来れば、バドミントンが今まで以上に上達する可能性を秘めています。

ヘアピンの打ち方について

まずヘアピンの打ち方から見ていきましょう。ヘアピンは指と手の感覚を頼りに打つショットです。ヘアピンを上達させるためには、スマッシュ時にも必要とする筋力やバネなどを上手く使用することです。ネットを越させるショットとは違い、繊細な手と指先の感覚で打つことが重要です。そうすれば浮かない完璧なヘアピンが打てるようになります。
他に重要となってくるのが、足の重心です。安定したヘアピンを打とうと思うと、手や腕の感覚だけではどうにもなりません。足の重心をしっかりさせることも重要になります。ヘアピンを打つ時に、足の重心が後ろのほうにあると、ヘアピンがネットにかかります。
逆に足の重心を前のほうに持ってくると、手に力を入れることなくヘアピンがネットすることなく相手コートに入ります。

ヘアピンの上達には手と指の感覚が大切

ヘアピンは指先、その中でも親指と小指と人指し指の感覚が重要となります。フォア側でヘアピンを打ちたい場合や、ネットよりも低い位置で打たないといけない場合、あと少しだけ浮かせないとネットを越えることが出来ない場合などで人さし指を使います。
小指はラケットにシャトルが当たった際にブレることがないように、支えるクッションのような役割があります。小指を上手く使えるようになってくると小指と親指だけで、ラケットの面を変えたりできるようになります。
コツとしてはこれくらいの感覚で指先に力をいれるようにすれば、このくらい浮かせることが出来るという感覚をまず身につけるようにしましょう。またヘアピンを打つ時に力がはいってしまいがちですが、いれる力はほんのわずかで大丈夫です。

ヘアピンの感覚を一人で養える練習メニュー

ヘアピンは感覚を養うことが大切です。ヘアピンの感覚をひとりで養うための練習方法をご紹介します。とても簡単にできるので自宅で練習することもできます。練習に必要な物は、「シャトル」と「ラケット」のみです。ヘアピンが何回続くか、シャトルをラケットで打っていってください。
この練習で大切なのは、指先をしっかり意識して打つことです。初めのほうは10回くらいを目標にヘアピンの練習をしてみてください。段々とヘアピンがうまくなってきたら、今度は回数がどれくらい続くかを試してみてください。

ヘアピンを上達させる練習メニュー

3ステップをひとつずつ丁寧にこなすようにしてください。1ステップ目は「シャトルが浮いても良いので相手側のコートに入れること」。1つ目ができるようになったら、2ステップ目の「シャトルが浮かないように相手側のコートに入れてみる。さらにスピンをかけてみる。」にチャレンジしてみましょう。ヘアピンをするときにシャトルが浮いてしまうのは、力みすぎている時が多いです。
ほとんど脱力した状態でシャトルを当てるようにしてみるとわかるのですが、殆ど弾くことはありません。脱力した状態を保ちシャトルを当てられるようにすることが、ヘアピン上達するための秘訣です。ヘアピンにスピンをかけたいときは、シャトルのコルク部分をシャトルでガットを擦るようにすると出来ますよ。

まとめ

いかがでしたか?色々な種類のショットがあると思いますが、その中のヘアピン上達方法についてご紹介させていただきました。練習を繰り返して誰にも負けないヘアピンを身につけましょう。そうすれば試合でも有利にゲームを進めることが出来るようになるでしょう。