【群馬県伊勢崎市】初めてナイターが実施された伊勢崎オートレース場
「伊勢崎オートレース場」は、群馬県の南部、伊勢崎市にある。
1973年3月、大井オートレース場が廃止されるのに伴い、代替地として設置された。1989年10月にオートレース初となるナイター競争が実施されたオートレース場としても有名だ。また、2006年5月にオートレース市場最高額となる1572万1720円の高額配当を記録したことでも知られている。
伊勢崎駅からバスやタクシーで10分ほどの場所にあり、入場料も無料なので、少しでも興味のある方はぜひ足を運んでみてほしい。
【埼玉県川口市】もっとも都心から近い「川口オートレース場」
埼玉県は川口市にある「川口オートレース場」。
全国に5つあるオートレース場の中で入場者数、売上共にナンバーワンの人気を誇り、「オートレースのメッカ」と呼ばれるオートレース場だ。
毎年8月上旬に開催される「たたら祭り」のメイン会場として使用され、花火を間近で見ることができる。
都心からも20分?30分ほどの距離(池袋駅から川口駅まで約18分、新宿駅から川口駅まで約20分、渋谷駅から川口駅まで約30分)なので、デートなどにも最適な場所かもしれない。
【静岡県浜松市】廃止の危機を乗り越え復活した「浜松オートレース場」
中部地区で唯一となる「浜松オートレース場」は、浜松市の中心部である中区にある。
収支が悪化したことで一時は廃止が検討されたが、「全日本オートレース選手会」が存続を求めて署名活動をスタート。その結果、民間の企業(日本トーター)に委託され、黒字化を果たし存続が決定した。
浜松駅北口バスターミナルから「浜松オートレース場」までは、無料送迎バス(20分)が運行しているので、アクセスも問題ない。
【山口県山陽小野田市】駅近でアクセス抜群の「山陽オートレース場」
「山陽オートレース場」は、山口県の南西部に位置する山陽小野田市にある。
1955年までは山陽小野田市ではなく、「柳井オートレース場」として柳井市に位置していたが、経営困難により閉鎖。その後、山陽町(現在の山陽小野田市)に移転して、現在の「山陽オートレース場」として、再度、産声をあげた。浜松オートレース場と同様、民間企業が運営を行っている。
JR山陽本線の埴生駅からは徒歩2分と、アクセスも非常に良いのが特徴だ。
【福岡県飯塚市】ナイター競争が実施されている「飯塚オートレース場」
「飯塚オートレース場」がある飯塚市は、福岡市から車で1時間もかからない場所にある。
九州で唯一のオートレース場で、群馬県にある伊勢崎オートレース場と同様、ナイター競走も実施されている。2007年2月には開設50周年を迎え、「旧産炭地の発展を支えた"市の顔"」として愛されている。
2013年の年度末に累積赤字が14億円に達したのを受けて、飯塚市から民間企業(日本トーター)へ運営が委託された。
飯塚オートレース場がこれまで歩んできた歴史を物語る写真などが展示されている「展示室」は必見だ。
まとめ
いかがだろうか?
北海道や東北地方、そして北陸地方、四国地方、沖縄には現状オートレース場はない。
遠方から足を運んででも生で見てみたい……そんな方は、ぜひ気になったオートレース場を選んで訪れてみてほしい。