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箱根駅伝に名を残した3人の「山の神」


駅伝

Photo by Albina Glisic/ Shutterstock.com

チーム成績に一番の影響を与えるといわれる5区山登り。この難所を得意とし、山の神と呼ばれる選手たちがいる。
今回は歴代の山の神と評された選手たちを紹介していく。

どんな選手が歴代”山の神”になるの?

箱根駅伝といえばまず思いつくのがその激しい高低差だ。特に第5区は小田原中継所から往路ゴールとなっている芦ノ湖まで概ね23キロの距離がある。更に、この行程の中だけで標高差が約860mもあるのだ。第5区の選手は小田原中継所からゴールの芦ノ湖までまさに永遠と続くような容赦ない坂道を駆け上がるようにして走る。
その駆け上がる勢いの強さから、第5区のなかでも特に優秀な成績を修め、かつ応援していた人々の記憶に強く印象を与えた選手だけがそう讃えられることを許される。箱根駅伝は90回以上の歴史を誇るが、その中で3人しか山の神の称号を得た選手は存在しない。

順天堂大学の今井正人選手

順天堂大学の今井正人選手は大学在籍中の2004年から2007年まで毎年箱根駅伝に出場した経験を持ち、2年生の時から、第5区を担当し史上最多の他選手11人抜きを達成したことにより区間新記録を残している。
3年生の時には往路優勝、最終4年生時には順天堂大学を総合優勝させている。3年連続で第5区間賞に輝いたことから初代「山の神」として名を残した。

東洋大学の柏原竜二選手

東洋大学の柏原竜二選手は今井正人選手が卒業直後の2008年から2011年まで箱根駅伝へ毎年出場を果たしている。彼は4年間、第5区を受け持ち1年生時には、前年の今井正人選手が成し遂げた記録を47秒も更新させる区間新記録を達成している。
4年生の時は、東洋大学総合1位に貢献して「山の神」の名を受け継いだ。

青山学院大学 神野大地選手

青山学院大学の神野大地選手は歴代山の神の中でも、前の2人に比べると相違点がいくつかある。まず、神野選手は1年生時は箱根駅伝に出場していない。そして2年生時は「花の2区」を担当した。そのため彼が第5区を担当したのは3年生のたった1回きりだった。
しかし、2015年に行われた第91回箱根駅伝での神野選手の第5区間の駆け上がりが強烈でとて観戦者にインパクトを与えたため、3代目となる箱根駅伝山の神として日本全国から注目を集めた。青山学院大学にとって初めての箱根駅伝優勝の立役者はまさに神野選手だと言えるだろう。また、2016年1月2日と3日に開催された第92回箱根駅伝では青山学院大学が往路・復路・総合の3部門全てにおいて優勝し、完全優勝を成し遂げた。

未来の”山の神”候補

2017年から第5区の距離が2.4キロ短縮することが決定した。勝負はほぼ第5区の順位で決まるといってもいい程で比重が大きすぎるということ、また低体温症などの体にかかる負荷が大きく選手の健康にも悪影響を一番及ぼしやすいコースだと考えられたことが理由に挙げられる。それに伴い4区の距離が延長された。
来年2017年の箱根駅伝は心機一転し革新の年とも言えるだろう。距離変更のため、以前の第4・5区の記録を参考にするとやはり青山学院大学の主要メンバーが有力候補だ。箱根駅伝2016、第4区の田村和希選手に期待したい。

まとめ

来年はどのようなドラマが生まれるのか楽しみだ。

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