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世界最古のスポーツ、レスリングの歴史を覗いてみよう!

2016 12/16 20:07
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Photo by Lilyana Vynogradova / Shutterstock.com

2016年のリオ五輪での活躍が記憶に新しいレスリング。実は世界最古のスポーツだとも言われている。かつて消滅の危機もあり、2013年にはオリンピック競技からの除外も検討された。今回はレスリングの成立時期や日本への普及について見ていこう。

レスリングの成立は紀元前!古代オリンピックの人気競技だった

レスリングの起源ははっきりしていないが、競技としては紀元前3000年には成立していた。古代ギリシアでレスリングは科学と神の芸術とも言われていたそうで、上流階級の体育としても奨められていた。
レスリングは古代オリンピックの人気競技。他の格闘技に比べて危険性が低いことから五種競技にも加えられている。この時のレスリングは男性の競技と言えるが、紀元前7世紀のスパルタでは女性もレスリングを行っている。
しかしやはりスパルタは例外的で、女子レスリングが競技として復活するのは1970年代のことだ。

古代オリンピック終了後のレスリングと近代オリンピックでの復活

古代オリンピックで絶大な人気を誇ったレスリングだが、393年皇帝テシオドスによって「違反」とされ、競技自体が禁止されてしまう。これによって古代オリンピックも終了し、レスリングは公の場では見られない競技となってしまった。
しかしその人気は根強く、密かに継承し続けた人たちがいる。それによって禁止された競技でも消滅を免れ、1986年の近代オリンピック開始と共に復活を遂げた。基本的なルールの変更もなく、これまで続いてきている。
1970年代には男性のみならず、女性のレスリングもヨーロッパで復活する。1985年にフランスで行われた女子国際大会「ロジャークーロン大会」を皮切りに、1987年からは世界選手権も始まった。この世界選手権の第1回には日本女子も参加している。2004年になるとオリンピック競技としても女子レスリングが加えられた。

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