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バレーボールで欠かせない3つのポジションを解説

2022 2/6 11:00林みろ吉
石川祐希Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

アウトサイドヒッター、セッター、リベロ

6人制のバレーボールは各選手にポジションがあり、それぞれに役割がある。試合中、各ポジションの選手は役割を果たしながら、チームの勝利を目指す。バレーボールに欠かせない3つのポジション「アウトサイドヒッター」「セッター」「リベロ」について解説する。

攻撃の柱:アウトサイドヒッター

アウトサイドヒッターは、両サイドからスパイクを行うチームの攻撃の選手。攻撃の際にはチームの柱として、積極的に攻撃に参加する。また、チームが劣勢な状況でも打破するべく果敢に攻めていく。

例えば、相手チームが試合を優位に進めた場合、味方チームに勢いをつけるために得点を取ろうと奮闘する。また、拮抗した試合展開で味方チームを勝利に導こうと思い切った行動を取る。試合の大事な場面でトスが上がるアウトサイドヒッターは、チームにとって欠かせない存在である。

アウトサイドヒッターは攻撃以外にも守備にも参加し、レセプションやディグを行う。ボールに対応した後、攻撃に加わり得点を取りに行く。攻守でチームを支えるアウトサイドヒッターは、オールラウンドな能力が必要になるポジションだ。

日本代表の男子バレーボール選手として、オリンピックで活躍した石川祐希選手や高橋藍選手などベテランから若手まで能力の高い選手がいる。今後、バレーボール選手を始める方は、日本のトップ選手を目指してもよいだろう。

チームの司令塔:セッター

セッターは、味方選手にボールを上げるチームの司令塔。各選手は、セッターのトスによって威力のあるスパイクができるのか大きく影響する。さらに、試合の展開を左右することもあり得るのだ。

例えば、セッターがトスしたボールがスパイカーの得意な位置の場合、選手の能力を発揮した威力のある攻撃が可能だ。また、得意な位置でボールを打ち続けると選手の気分が高まり、チームにも良い影響を与える。スパイカーはセッターのトス次第で、試合の活躍が左右されると言ってもよいだろう。

セッターは、各選手に合ったトスを上げる技術力とフットワークが要る。また、瞬時に攻撃を決める判断力も必要なポジションだ。

日本代表の男子バレーボール選手として、オリンピックで積極的なトスを上げ続けた関田誠大選手やチームの流れを変える藤井直伸選手がいる。プレースタイルの違いがあるものの、精度の高い技術力と果敢な攻め方は2人に共通する。セッターを目指す方は、2人のプレースタイルを学びながら技術を高めよう。

守りの要:リベロ

リベロは守備専門の選手であり、後衛でレシーブを行うポジションだ。守備が苦手な選手がローテーションで後衛に移動した時に交代が可能だ。ただし、試合中に交代する選手を変えられないため、守備が手薄なローテーションで起用する。

例えば、ライトのポジションの選手が後衛に移動した時にリベロと交代する。ライトの選手は守備を行わず、攻撃だけに集中できる。リベロは他の選手の負担を引き受け、自らの能力を発揮するプレイヤーだ。

このポジションは守備専門のため、チームの中でも高いレシーブ力を持った選手が適任である。また、素早い判断力やどのようなボールでも追い続ける粘り強さが必要だ。

日本代表の男子バレーボール選手として、オリンピックでガッツのあるプレイが目立った山本智大選手がいる。レシーブに自信がある方はチームの要として、責任あるポジションを目指すとよいだろう。

全てのポジションが魅力

バレーボールの各ポジションにはそれぞれの役割や魅力があり、必要になる技術や動きなどが異なる。そのため、ポジションに合った練習を行わなければならない。今後、バレーボール選手を目指す方は、自分が興味のあるポジションに挑戦してみよう。

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