「流通経済大学」
流通経済大学の田山寛豪監督は、アテネから4大会連続でオリンピックに出場しているほどの選手でもあります。リオ大会では惜しくも途中棄権に終わってしまいましたが、アジア大会では優勝の実績もある選手です。
選手では、JTU男子強化B指定に、杉原、古山、小林の3名が選ばれているなど、有力選手も在籍しています。特に、2015年のインカレでは、古山は見事個人優勝という結果を残しています。
2016年の同大会では、悲願だった初の団体総合優勝を成し遂げるなど、名実共に大学トライアスロン界での名門となっています。
「日本体育大学」
白いライオンをかたどり、日体ブルーと呼ばれるスカイブルーのユニフォームが特徴的な大学が日本体育大学です。
JTU男子強化B指定選手2名を擁しており、2015年関東学生選手権で男女共に準優勝という成績を残すなど、男女共に強豪です。特に女子チームは、2014年、2015年、2016年のインカレで3連覇を達成。特筆すべき強さを誇ります。
OBにトライアスロン選手の白戸太郎がいます。
「東北大学」
東北大学トライアスロン部は、日本で初めて大学が公認する運動部になったトライアスロンクラブです。日本学生トライアスロン連盟が発足する前に、宮城県トライアスロン競技会を発足する母体となっており、日本の学生トライアスロンの先駆け的存在です。
東北大学の略称「とんぺい」とトライアスロンの頭文字を取り、「とんとら」というチーム名で活動しています。2016年のインカレでは、男子総合団体で5位に食い込むなど、東北にとどまらず全国レベルの強さを誇ります。
「明治大学」
明治大学体育同好会連合会トライアスロン部は、頭文字からMETALという通称で呼ばれています。部員は元々トライアスロン初心者が中心でありながらも、過去にはインカレ男女総合優勝経験があり、直近の2016年の大会でも男子2位、女子4位と、他の体育系大学とも対等に渡り合えるほどの強豪校です。
このトライアスロン部は体同連(明治大学体育同好会連合会)所属であり、結果の求められる体育会ではないのに結果を残しています。選手個々の自主性を重んじていることも、魅力のひとつのようです。
「日本大学」
2016年のインカレ女子総合を制したのが、日本大学のウルトラトライアスロン部です。日本大学における唯一のトライアスロンチームで、主に文理学部の学生を中心として構成されています。
2016年のインカレでは、男子でも団体総合4位に入るなど、男女共に例年好成績を残しています。2015年のインカレでも、男女共に総合4位という結果でした。
また、学生大会のみにとどまらず、2016年の日本選手権にも現役選手が4名出場するなど、その活躍の場は多岐にわたっています。
まとめ
今回はインカレ常連の強豪校を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
どの大学も個性があり、違った魅力のある大学揃いです。
今回ご紹介した5校以外にも強い大学はあるので、実際に大会などをチェックしてみてはいかがでしょうか。