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レジェンドから新星まで―テニス大国オーストラリアの選手を紹介

2017 6/30 12:56跳ねる柑橘
ロッド・レーバー・アリーナ
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四大大会開催国の一角は南半球最大のテニス大国

テニス大国というと、皆さんはどこを想像されるだろうか。アメリカ合衆国やテニスの母国イギリスと並び、南半球のオーストラリアもテニス大国のひとつといえる。四大大会のひとつ全豪オープンの開催国というだけあって、その歴史も重厚なものを持ち、選手たちのエピソードも数多くある。
今回はそんなオーストラリア出身選手にフォーカスを当て、レジェンドから新星まで、7人の選手を紹介したいと思う。

全豪オープンのコートに名がつくレジェンドたち

グランドスラムは、ウィンブルドンを除く三大会の会場で、コートに各国レジェンドの名前が冠されている。全豪オープンの会場メルボルン・パークもその一つだ。
センターコートの名は“ロッド・レーバー・アリーナ”。この名はオーストラリアテニス界の生ける伝説ロッド・レーバー氏を称えつけられたものだ。1950年代後半から70年代にかけて活躍したレーバー氏。彼が伝説たる所以、それは生涯に2度“年間グランドスラム”を達成したことにある。
年間グランドスラムとは、4大大会を1シーズンの間にすべて優勝するという離れ業だ。これまでに年間グランドスラムを達成したのは男子でレーバー氏を含め2人、女子で3人と5人いる。だが2度の年間グランドスラムを達成したのはレーバー氏ただ1人だけだ。
彼が年間グランドスラムを達成したのは1962年と1969年。4大大会にプロ選手が出場できるようになった“オープン化”がなされた1968年以降初めて達成した選手でもある。2016年まで、フェデラー選手やジョコビッチ選手ですら成しえぬ輝かしく、あまりにも大きな記録を打ち立てた偉大な選手である。
もう一人、テニスコートに名がつけられた選手がいる。マーガレット・スミス・コート氏だ。全豪オープンのNo.3コート「マーガレット・コート・アリーナ」にその名がつけられている。彼女もレーバー氏と同時代に活躍した女子テニス選手で、同様の偉業を達成した。1970年、女子シングルス、そして男女混合ダブルスで年間グランドスラムを達成したのである。オープン化以降女子で初、そして2部門での達成は史上初の快挙だった。
年間グランドスラムにまつわるレジェンドを男女ともに擁するのが、オーストラリアという国なのである。

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