ナルディとの2時間超えるフルセットの熱戦制す
男子テニスの錦織圭がフィンランド・ヘルシンキで行われたHPPオープン男子シングルス決勝で第5シードのルカ・ナルディ(イタリア)を3-6、6-4、6-1で下し、2023年6月のカリビアンオープン(プエルトリコ)以来1年5カ月ぶりの優勝を果たした。
これを受け、11日付のATP世界ランキングでは25位上昇して107位。ケガによるブランクで2022年10月に世界ランキングから名前が消えたが、徐々にかつての輝きを取り戻しつつある。
世界ランキング最高4位、2014年全米オープン準優勝など日本のトップ選手として活躍してきた34歳。最近は注目されることが減っている日本テニス界にとって、エースの復活は待望久しい明るい話題だ。
日本勢のトップは72位の西岡良仁。錦織が100位以内に復帰し、日本勢トップとなる日も近いかもしれない。再び世界の大舞台での活躍が期待される。
【関連記事】
・33歳・錦織圭、テニス世界ランク圏外から目指すトップ10復活のシナリオ
・テニス世界576位・錦織圭が世界11位撃破で復活ののろし!
・車いすテニス国枝慎吾、ウィンブルドン2冠でも賞金1000万円…ジョコと雲泥の差